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月の地平から「満地球」出た 「かぐや」が撮影

2008年04月12日15時01分

 満月ならぬ「満地球」が月の地平から姿を現す様子を、月探査機「かぐや」がハイビジョンカメラでとらえた。宇宙航空研究開発機構とNHKが11日、画像を公開した。

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ハイビジョンカメラで撮影した「満地球の出」=宇宙航空研究開発機構、NHK提供

 月の南極付近の高度約100キロの軌道上から、6日に撮影した。青く輝き、きれいな円形の地球の姿が、くっきりとらえられている。

 「満地球の出」を撮影できるのは太陽、月、地球が一直線に並び、さらに「かぐや」のカメラと方向がそろう必要があり、撮影のチャンスは年に2回しかないという。(山本智之)

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