学校と塾の連携を巡り論議を呼んだ東京都杉並区立和田中学校の補習講座「夜スペシャル(夜スペ)」が26日始まった。都教育委員会から「教育の機会均等の観点から疑義がある」と注文が付き、予定より約2週間遅れる曲折を経てのスタート。成績上位者を対象に高校受験対策の有料授業をする異例の取り組みの行方が注目を集めそうだ。
第1回の英語の授業は午前9時から2階視聴覚室で実施。藤原和博校長や保護者らが見守る中、生徒11人が真剣な表情で大手進学塾「SAPIX」から派遣された講師の説明に耳を傾けた。
出席した生徒11人(女子10人、男子1人)は早速、塾側が用意したプリントに取り組んだ。
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