福岡市交通局は11日、福岡市地下鉄全駅で平成21年春に導入する予定のICカード型乗車券の名称を「はやかけん」に決定したと発表した。
「は」=速くて、「や」=(人や環境に)優しくて、「か」=快適な、「けん」=券、という意味を博多弁で表現。入金額に応じて乗車できるプリペイド方式で、電子マネー機能を利用した買い物もできる。
九州では西日本鉄道が「nimoca(ニモカ)」、JR九州が「スゴカ」の導入を決定。22年春をめどに、両社とJR東日本の「Suica(スイカ)」も加えた4者の相互利用開始を目指している。