IOC=国際オリンピック委員会は、10日に続いて北京で理事会を開き、選手への影響が心配される大気汚染の状況などについて協議しています。
IOCの理事会は10日の協議で、欧米で妨害活動が相次いだ聖火リレーについて、今後もルートや日程を変更しないことを確認しました。
11日の理事会では、選手への影響が心配される北京の大気汚染の改善状況などについて報告が行われている模様です。
しかし理事の中には、チベットの暴動鎮圧など中国の人権問題について、依然、懸念を抱いている人も多く、今後の中国の出方次第では、オリンピックの開催までさらに紆余曲折が続くことが予想されます。(11日12:56)