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社会

芽室町教委 「君が代」斉唱指導通知 入学式での児童着席問題視(04/11 07:00)

 【芽室】十勝管内芽室町の芽室小(笠谷直樹校長、七百四十三人)の入学式で、「君が代」斉唱の際に新入生を除く全児童の半数ほどが着席し歌わなかったことから、芽室町教委は十日、同町内の七小中学校すべてに「国歌斉唱」の指導徹底を求める文書を送った。

 芽室小の教諭からは「学校への指導強化は児童の内心の自由の侵害につながる」と、不起立を理由にした指導強化に懸念も出ている。

 町教委などによると、八日に行われた入学式で、「君が代」のCD演奏が始まると、全児童のうち四−五割が着席。学習指導要領は「国旗を掲揚するとともに、国歌を斉唱するように指導する」としていることから、町教委は指導の徹底を全小中学校に促した。

 これに対し芽室小教諭の一人は「児童が自分たちの意思で着席した」と話し、各教諭が着席を指導したことはないとする。

 同校の吉本徹教頭は「国歌は立って歌うのが基本。事前に各教諭が(この基本を)児童に指導していたと信じている」と述べ、「今後、学習指導要領を徹底するよう校内で話し合っていく」とする。

 政府は国旗国歌法制定時の一九九九年の国会答弁で「強制しない」とし、起立、斉唱しなかった児童に「心理的な強制力が働く方法で指導があってはならない」との見解を示している。

 町教委は今回の文書について「あくまで学習指導要領の徹底を求めた」と説明している。

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