総務省、警察庁、文部科学省は21日、各都道府県の知事、教育委員会、警察本部に対し、未成年者が携帯電話から出会い系サイトなどの有害サイトにアクセスできないよう制限する「フィルタリング」の啓発活動に取り組むよう文書で求めた。有害サイトを通じて事件に巻き込まれる未成年者が後を絶たないため、周知を図る。
フィルタリングは出会い系やアダルト、自殺勧誘サイトなど有害なサイトに接続できなくするサービス。総務省などは教師や保護者を対象とした講習会開催や啓発チラシ配布を求めている。
毎日新聞 2008年3月22日 東京朝刊