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三越・大阪新店、伊勢丹主導に ファッション前面

2008年04月08日16時29分

 三越伊勢丹ホールディングスなどは8日、11年開業予定の三越・新大阪店を、伊勢丹主導の出店計画に見直すと発表した。ジェイアール京都伊勢丹を運営する「ジェイアール西日本伊勢丹」が運営し、店名は「ジェイアール大阪三越伊勢丹」(仮称)とする。梅田は阪急百貨店や大丸などがひしめく激戦区。ファッションに強い“伊勢丹色”を前面に押し出して戦う考えだ。

 出店予定地は、大阪駅北側にJRが建てる新駅ビル内。売り場面積約5万平方メートル。05年に大阪・北浜店を閉鎖した三越が、大阪での「復権」を目指して新規出店を決定。その後伊勢丹との経営統合が決まり、ファッションに強い伊勢丹の意向が新店にどの程度反映するか注目されていた。

 ジェイアール西日本伊勢丹はJRが3分の2、伊勢丹が3分の1を出資。大阪店への参画を契機に伊勢丹側の出資比率の引き上げも検討する。

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