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聖火リレー 各地で抗議活動

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北京を出発し、世界19か国を回っている聖火リレーは3日、カザフスタンに続いて2か国目となるトルコに入り、イスタンブール中心部の広場でセレモニーが行われました。そして、最初の聖火ランナーが多くの警備員に囲まれながらスタートしましたが、その直後に1人の男がランナーに近づき妨害しようとしたため、警察官に取り押さえられる騒ぎがありました。聖火リレーを妨害しようとしたのは、中国・新疆ウイグル自治区のウイグル族を支援している団体のメンバーで、NHKの取材に対し「人権を無視する中国にオリンピックを開催させてはならない」と話していました。この団体によりますと、この日の聖火リレーではあわせて18人のメンバーが妨害しようとして、警察官に一時的に拘束されたということです。中国では、チベット自治区での暴動のあと、同じく民族問題を抱える新疆ウイグル自治区でも、独立を目指すウイグル族による抗議デモが起きています。このため、各国を回っている聖火リレーでは、チベットだけでなくウイグルの独立を支援する団体なども中国政府に対する抗議活動を活発化させています。聖火リレーがトルコの次に行われるロシアでも、3日、ダライ・ラマ14世を支持する集会が開かれました。首都モスクワの中心部で集会を開いたのは、ロシアに住むチベット仏教の信者などおよそ100人です。信者らは、ダライ・ラマ14世の肖像画を掲げて中国政府に抗議し、ダライ・ラマ14世と対話するよう求めました。聖火リレーは5日、ロシア第2の都市サンクトペテルブルクで行われる予定ですが、ロシアの治安当局はリレーが終わるまでサンクトペテルブルク市内での集会は認めない方針だということです。
もどる4月4日 6時30分
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