北京オリンピックの聖火リレーは3日、トルコに入りましたが、中国政府に抗議する団体がリレーを妨害しようとする騒ぎがありました。
5大陸をめぐる聖火リレーの舞台は3日、カザフスタンから国際ルートの2か国目となるトルコのイスタンブールにうつりました。
リレーの式典会場周辺には、新疆ウイグル自治区に暮らすウイグル人への中国政府による抑圧に抗議する団体のメンバーらが詰めかけ、プラカードなどを掲げながらオリンピックのボイコットを訴えました。
さらに、リレーが始まると1人の男がランナーに近づき、妨害を試みましたが、すぐに警官に取り押さえられました。
聖火リレーを巡っては、来週初めにフランスのパリでもチベット自治区でのデモの鎮圧など中国政府に対する抗議活動が予告されていて、今後も混乱が予想されます。(04日08:40)