2008年4月4日 (金) 6:14 MAJOR.JP
シカゴ・カブスの福留孝介外野手は3日、地元でのミルウォーキー・ブルワーズ戦に「5番・右翼」で先発出場。メジャー初盗塁を決めるなど、2打数1安打、2四球、2得点だった。カブスは6−3で勝ち、今季初白星をマーク。
福留は2点を追う2回に、無死一塁でブルワーズの先発右腕デーブ・ブッシュ投手からレフトへメジャー2本目の二塁打を放ち、二、三塁にチャンスを拡大。後続の適時打で自らも生還するなど、同点に追いつく契機となる。4回の第2打席では四球を選んで出塁すると、すかさず二盗に成功。その後は四球と空振り三振だった。
カブスは2−2で迎えた4回に押し出し四球で労せず勝ち越し点を挙げると、その後も4番アラミス・ラミレス三塁手のソロアーチなどで小刻みに加点。クローザーから転向し、3年ぶりの先発マウンドに立ったライアン・デンプスター投手も6回を3安打2失点と好投すると、最後は今季から守護神に抜てきされたケリー・ウッド投手が締めくくった。デンプスターは今季初白星(1勝0敗)、ウッドはメジャー10年目にして初セーブを手にした。
by MAJOR.JP編集部