東京都の新入職員を迎える入都式が行われ、石原知事は批判を浴びた新銀行東京を引き合いに「民間、民間と、信用しすぎて任せるとダメだ」と述べました。
東京都の入都式は、午前10時から豊島区の東京芸術劇場で開かれました。警察官や教員などを除く1150人のうちおよそ930人が参加し、首都公務員としての一歩を踏み出しました。
「例の銀行の問題で、非常に東京は苦労しました。苦労させられています。実はいろいろ会社に関する法律があるから、遠慮して民間の方に任せた結果こんなになっちゃった。これはやっぱり私も大きく自戒しました」(石原都知事)
石原知事は批判を浴びた新銀行東京に関しこのように述べ、「民間、民間と、信用しすぎて任せるとダメだ。周知を集めて考えなければ都民の志向に合わない」と、東京都の職員としての姿勢を求めました。(01日18:38)