タネのブラッシュアップの先に見えるもの 少なくとも、これだけの効果があると信じてます。 ・新規登録記者のモチベーションの持続とスキルアップ などが思いつきます。 ですが、これは表面的な効果にすぎません。タネのブラッシュアップをひとつのコーナーとして設置する事で、タネだったものが記事として掲載されるとします。現状ではシステムの改変が難しいから一言欄はタネに設置出来ないと編集部が回答してますが、記事として掲載されるのなら一言欄が設置されます。一言欄が設置された時に初めてタネは、オーマイニュースの双方向性を持つ記事として、芽を吹きます。 中立なニュースサイトとしての信頼を得るために 私だけなのかもしれませんが、オーマイニュースを読んでいると、同時期に同テーマで投稿された記事が、掲載かタネかに分かれる事があります。時として、タネになった投稿の方が記事としては良いのではないか?と感じる事があるのです。これはやっぱりタネだろうと思うものも確かにありますが、それ以上に「なんでこれがタネなの?」と思うような記事が存在するのです。 タネになる理由として、市民記者として考えたくない事の一つに「中立を謳いながら、偏向のある掲載方針」があります。編集部としては「偏ってない」と主張しても、読者が「偏っている」と思ってしまうような掲載状態では偏向の誹りは免れません。中立の信頼などはありえません。 誰もが納得するような掲載状態など、現実には難しいかもしれませんが、「偏向」が誤解であるなら、誤解を払拭させるような具体的な努力を、市民記者としても、やっていけるのではないかと思います。「オーマイニュースは左巻きの花畑か?」などと揶揄されたまま参加していく事に我慢が出来ません。 この段落に書かれていることは、ニュースのタネに水と肥料をやり芽吹かせよう!~「ニュースの苗代(仮称)」構想とご意見募集(以下「ご意見募集1」と表記します)ではあえて書いていません。まな板に載せる前に「ゴミ箱」に捨てられてはかなわないからです。現状のタネはまさに「ゴミ箱」に見えます。編集部が掲載したくない意見や主張を捨てる場所に見えるのです。 編集部が「それは違う」と言いたいのなら、自らを「左巻きの花畑ではない」と証明するためにも、中立性を立証して欲しいのです。掲載基準が曖昧なのは、「ご意見募集1」にも書いたように、ある意味仕方がない面もあります。タネのブラッシュアップを認めて、少しでも多くのタネを掲載していく事が必要だと思います。 【1】「ご意見募集1」の一言欄で提出された意見のうち、私的に方向を述べるもの 1-1: 添削されるのを嫌がる人が居るかもしれない 基本的には自薦であり、他薦の場合も、タネを書いた本人が承諾しないと、ブラッシュアップは適用されないでしょう。読者、市民記者が「あのタネはブラッシュアップされるべきだ」という推薦があった場合、編集部からタネを書いた記者に打診してもらう方法があります。断っても公開されない方が良いです。 意外に書いた本人は、自分が蒔いたタネの持つポテンシャルに気が付いていないかもしれません。諦めているかもしれません。 1-2: 添削に時間が奪われ、記事を書けなくなるベテラン記者が発生するかもしれない 当面は、手を上げた私と、共鳴してくれる人で始めるしかないと思います。得意分野とか、専門知識など要する場合もあるので、持ち込まれたタネ記事の内容次第では、編集部を通し、他に記者の皆さんに、作業への参加をお願いするかもしれません。 こちらも断っても公開されなければ良いかと思います。タネの推薦、編集者の推薦があっても、作業が進まない場合は、理由を聞かずに「駄目だった」と思っていただくしかないでしょう。タネの全てが芽を吹くわけでないという事は、予め嘲笑いただくしかないと思います。 1-3: 投稿前の相談コーナーの設置 編集部が対応すると決めて、それを出来れば良いのでしょうが、件数が増えた場合は対応が難しいと思います。対応が遅れたり悪かったりすると、編集部への不信感が募るだけです。とりあえず投稿していただいて、タネのブラッシュアップに自薦するという事で代替対応が出来そうな気がします。 1-4: タネリサイクルのフリー化提案 今回、工藤稚子記者がタネ記事を提供してくれ、渡辺亮記者が編集を承諾してくれています。工藤記者は「発展させてくれるなら、そのまま戻ってこなくても良い」旨、仰ってくれてますが、タネブラッシュアップの一号として、試行させていただきたいと思います。 現状システムを使うという事で、SNS記者クラブでやってみます。続編で経過を発表できるような状態まで進捗しているのであれば発表したいと思います。 そもそも、タネページ上部に書かれている「ニュースのタネについて」という説明を読むと、これが本来の姿かもしれません。ただ、タネを発展させたな?という記事を見かけたことがありますが、元ネタのタネについての参照リンクなど設置されていません。盗作みたいで嫌う人も多いのではないかと思います。 1-5: 現状の掲載されている記事と記者の対応について 一言欄の対応については、個人の判断に委ねられています。私的には、双方向というメリットを生かして欲しいと考えております。執筆した記者が対応できない場合、ブラッシュアップで充分にコミュニケーションをとった、編集に参加した記者が、自ずと対応をしていき、不慣れな執筆記者を導くのではないかと期待しています。 掲載か不掲載は編集部の権限であると記者規約にも載っています。ですが、複数の記者の気持ちの結果としてブラッシュアップされた記事ですから、不掲載というよりも、編集段階で掲載に向けて関与していただくか、どこがどう不掲載の理由なのかは示していただきたいと思います。その蓄積が透明な掲載基準に繋がり、載らない記事を投稿するという記者の無駄な時間と、載せない記事を選別する編集部の辛い気持ちを、軽減できるでしょう。 校正はブラッシュアップでも全力尽くすべきと思いますが、編集部に、スタイルシートを含めて、手を入れてもらうしかないと思います。 私的に書いただけですので、意見は引き続きお寄せください。 【2】「ご意見募集1」の一言欄で抽出された意見のうち、今回改めてご意見を伺いたいもの 2-1: 記事クレジットは種元の記者であるべき 原稿料の問題もあるので、そのあたりは改めてご意見を募集したいと思います。スキルアップの観点からは、タネを書いた記者が最終的に仕上げるのが良いと思います。 2-2: 原稿料の決め方 これは、現状のシステムがどうなっているのかという問題もあるので、なかなか難しいです。現在は林記者より、ワンコイン式などの提案が出ています。編集する側は、当面は無給でいくしかないでしょう。展開次第という事ですね。 全国の市民記者が連携して取材をしたり記事を書くと言う夢の実現も、タネのブラッシュアップの作業とツールやシステムが似ているので、こちらが動き出せば多少のカスタマイズで転用できるような気がします。 評価方式については、私も思うことがあります。原稿料システムの改変、匿名記事とIDの問題、登録条項、規約にまたがる事象ですので、任期中に着手できるか、市民記者編集委員の所掌範囲であるかはわかりませんが、いずれ書いてみたいと思います。 【3】「ご意見募集1」の一言欄で議論されなかった議案にも意見をお寄せください 3-1: 新コーナーは【ニュースの苗代】で本当に良いのか:コーナー名募集。 3-2: ブラッシュアップ全体の流れを示すフローチャート的な事。次回に絵を描いてみます。 3-3: SNSの記者クラブに設置する仮設作業場のシステムについて。工藤記者、渡辺記者と、実験的にやってみます。 3-4: 本記事として掲載される一言欄でのルールについて。基本的には市民記者規約で良いと思いますが、追加したい事があれば意見をお寄せください。 ゼロから作るのですから沢山のご意見を待ってます。 オーマイニュース史上、皆さんの意見を聞くという事は「オピニオン会員制度の廃止について」だけです。「議論を集約できなかったから提案は却下します」という事にはしたくありません。「とりあえず意見を集めるって形だけとったのか?」なんて事を一番言われたくないのは平野編集長でしょう。私では力不足ではありますが、補って余りある建設的な意見を寄せていただきたいです。 一言欄ローカルルール サマリーを作る時に、私の能力のキャパを超えてしまうので、以下のルールを決めておきます。 ・どの議案について書くのか、タイトル入力欄に、議案番号と要約を記載してください。 ・1議案について、1コメントを入れてください。 ・1-1~3-4以外の意見は、4-0: ○○と書いてください。 ・他の人の意見へのコメントは、「ひと言へのコメント」をご利用ください。 ・タネのブラッシュアップに関係ない事は、ホットラインに書いてくれると嬉しいです。 無理に守らなくてもいいですから。臨機応変に、出来る範囲でお願いします。
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