最終更新:2008/03/30 21:23

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チベット暴動 ラサ視察の日本大使館公使、「中国側から納得のいく説明得られず」

中国政府の手配により、チベット自治区ラサを視察した日本大使館の公使が、中国側の主張について、「事実の中の一部だと思う」と述べ、さらなる透明性を求める考えを明らかにした。
視察は、和田充広公使ら各国の外交官15人が参加し、中国側の手配のもと、2日間の日程で行われた。
和田公使らは、暴動現場を視察したあと、14日の暴動の映像を見たが、その内容は暴徒らの様子のみで、鎮圧の場面は一切なかったという。
また、鎮圧の方法や襲撃の理由について、納得のいく説明は得られなかったという。
和田公使は、中国側の主張については「事実の中の一部だと思う」と述べるとともに、今回の訪問で「全体像がわかったとは思っていない」として、中国側にさらなる透明性を求める考えを明らかにした。
こうした中、インド北部ダラムサラのチベット亡命政府は29日、ラサの寺院前で数千人規模の抗議デモが発生したと発表した。
外交官らの訪問に、あわせた可能性もある。

(03/30 12:21)


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