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国際

ラサ視察「消化不良」 在北京公使、不満漏らす(03/30 07:29)

 【北京29日高山昌行】北京に駐在する日米欧などの外交官十五人が二十八、二十九の両日、チベット自治区ラサに入り、大規模暴動の現場などを視察した。在北京日本大使館の和田充広公使は二十九日夜、視察を終えて北京で会見し「自由時間はほとんどなく、消化不良だった」と語った。

 暴動後、中国政府が外交官のラサ入りを認めたのは初めて。ポーランド首相らが八月の北京五輪開会式への不参加を表明するなど、中国への不信感が国際社会に広がっていることから、沈静化を狙ったとみられる。

 視察団は日、米、英、仏、ドイツ、ロシア、ブラジル、欧州連合(EU)などの十五人。視察先は中国外務省がアレンジした。二十八日午後にラサ入りし、十四日の大規模暴動で少女五人が焼死した洋服店跡を視察。商店主らは「とにかく怖かった」と話したという。

 シャンパプンツォク自治区主席との夕食会では同主席が、暴動で暴徒三人が死亡したことを明らかにし、「遺体の周辺に弾痕があった」と述べた。当局が暴徒側の犠牲者を認めたのは初めて。和田公使は在留邦人二人と会い計五人の在留邦人全員の無事を確認。会見で同公使は「外交団は政府と異なる意見を持つ人の話を聞きたいと要請したがかなわなかった」と話した。

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