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雅子さまの治療のため「取材に配慮を」 東宮職医師団コメント全文 (1/2ページ)
このニュースのトピックス:皇室
宮内庁東宮職は28日、皇太子妃雅子さまの治療に関連して、「報道関係の皆様へ東宮職医師団からのお礼とお願い」と題するコメントを公表した。以下、全文を原文のまま掲載する。
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報道関係の皆さまには、日頃より、皇太子妃殿下の治療にご協力いただき、心より感謝申し上げます。
皇太子妃殿下におかれましては、徐々にご快復に向かっていらっしゃることは、既にご報告申し上げているところです。公私にわたりまして心の触れ合いを大切にされながらご活動の幅も広がってきていらっしゃいますが、それに伴い、報道の機会も増えてきております。取材に関しましては、平成16年9月に東宮職医師団より、私的なご活動につきまして、治療に好ましくない影響が生ずることから、取材を控えていただくようにお願いしております。
しかしながら、最近の状況を見ますと、公的なご活動のみならず、私的なご活動にまで取材が試みられ、治療に支障が生じるような状況になってきており、東宮職医師団として強く懸念しているところであります。
妃殿下のご病状を考えますと、私的なお出かけは、異なった環境のもとでご活動の幅を広げていただくことに加えて、様々な方との人間的な触れ合いが心の癒しにつながるという治療的意味があります。しかも、ご一家での私的なご活動は、妃殿下の心の支えになるという面でも、大きな治療的意義があります。また、そのようなご活動は、プライバシーが確保され心が安らぐ状況で行われることが大切です。したがいまして、妃殿下の私的なご活動に関しましては、愛子内親王殿下を伴われる場合も含め、これまでどおり取材を控えていただきたくお願い申し上げます。