■2008/03/26 (水)
PAGの解体が正式決定 |
昨日帰国したのですが、帰国するなり早速花粉症に悩まされております。
当分グアバ茶が手放せません。
さて、とうとうジャガー、ランドローバーの売却が決まりました。
今後この両ブランドはインドメーカーのタタ社が所有することになります。
買収額は2600億円で、合意文書調印にPAGのルイス・ブース会長が参加するのだとか。
PAGに残るのはボルボのみ。
プレミア・オートモーティブ・グループ。
グループと言っているのにボルボしか残っておらず、まさに有名無実な会社に成り果てました。
ボルボカーズジャパンはPAGの一部門に過ぎませんが、PAG解体を機にボルボカーズジャパン株式会社になると思われます。
主力であるはずのボルボV70が想像以上に販売苦戦しているので、今年は1万台を割ることは確実ですし、ボルボカーズジャパン株式会社になってから大規模なリストラがあるでしょう。
今年に入って一週間の受注が200台を超えたのが一度だけだそうです。
3月の登録台数の発表が待ち遠しいですね。
■2008/03/20 (木)
更新が滞ってしまいすみませんでした。 |
今仕事でニューヨークに来ております。
渡米準備と花粉症で辛かったこともあり更新が滞ってしまいました。
安否を気遣うメールが多くの方から届き恐縮しております。
先々週に人生初の花粉症になりましたが、たかが花粉症となめたのが悪かったのか熱は出るわ、頭痛に悩まされるわ大変でした。
さてさて、今さっきテレビを見ていてニュースキャスターが『サブプライムローンの危機はもう去った』と言っておりました。
え?どこが?とも思い何人かに話を聞いてみましたが、アメリカ人はあまり危機感を抱いていないみたいです。
こちらに来て気づいたのですが、ちょうど今ニューヨークでモーターショーが開催されています。
ちょっと時間がなくて今回は見れそうにありません。
XC60を一足早く見てみたかったのですが。
■2008/03/09 (日)
オーシャンレース記念限定車をまたしても導入 |
さきほど、PAG関係者より連絡が入りオーシャンレース記念限定車を日本で販売することが決まったそうです。
初めて発売された2002年のオーシャンレース記念限定車は人気がありあっという間に売れました。
私はこのオーシャンレース記念限定車を購入し、欠陥車だったために事故に至りました。
PAGは最初のオーシャンレース記念限定車がすぐに売れたので、台数を更に増やせばそれだけ売れると考え2006年に日本に多くのオーシャン限定車を導入し、結果的にプレミア感が薄れたために販売不振に陥りました。
最後は投げ売り状態になり、『オーシャンの悪夢』とボルボディーラー関係者の間で言われるようになったそうです。
今回導入されるオーシャンはV70、XC70、XC90の三車種です。
オーシャンレース記念限定車はボルボカーズ主催のヨットレースのイメージカラーである限定色であるオーシャンブルー色のボルボなのですが、今回はなぜかイメージカラーと全く関係のないシルバー色もオーシャンレース記念限定車として登場するのだとか。
色はオーシャンブルーとシルバーの二色になります。
オーシャンブルー色については今回も売れない可能性が高いかも知れませんが、シルバー色についてはそこそこ売れると思います。
新型V70、XC70が販売されてから初のお得装備のついた限定車になる訳ですし。
詳細が分り次第、後日続報をお伝えします。
■2008/03/06 (木)
ボルボXC60がジュネーブモーターショーで公開 |
ボルボXC60がジュネーブのモーターショーで公開されました。
『新型ボルボXC60はどのボルボよりも感情に訴えるフォルムとエネルギーに満ちた車です。視覚的なボリューム感を増やすことでボルボの遺伝子を全く新しい次元に引き上げました。ボルボはよく100メートル先からでも認識出来ると言われていますが、XC60は200メートル先からでも認識出来る強烈な存在感を放つ車です。』(デザイナーのスティーブ・マッティン)
『XC60は『C30』オーナーが次に乗る車だ。C30と同様にスポーティで刺激的で、車内容積が増えている。ボルボはXC60で製品レインジを拡大し、アクティブなライフスタイルの都市生活者を顧客に取り込む。XC60は歴代ボルボの中で最も安全なボルボになる。』(ボルボカーズ社長フレデリック・アルプ)
ヨーロッパでは今年の秋、北米では来年発売されるそうです。
日本での導入時期が決まり次第、続報をお届けしたいと思います。
デザインは良いですし、ボルボXC70、XC90からの乗り換えが増えるのではないでしょうか。
新型V70、XC70の苦戦が続くと思いますが、C30やXC60などの新しいボルボが販売不振挽回の主役になるでしょう。
■2008/03/04 (火)
PAG広報が公共電波で誤報発信? |
テレビ神奈川でクルマのツボという番組が放送されているのですが、先日ボルボXC70の特集が放送されたそうです。
スウェーデンでボルボXC70の国際試乗会があり、そこに番組MCの岡崎氏が参加してきたそうです。
この岡崎氏はPAGが二年に一度開催しているボルボセールスマンコンテストの審査員も務めており、PAGとの関係が深い方です。
スウェーデンでは日本では法律で禁止されているスパイクタイヤがOKで、試乗車はノキアンタイヤを履いていたそうです。
さて、番組でPAG社員の平井孝昌氏がインタビューに答えているのですが、その平井氏が新型XC70のナビについて誤った情報を発してしまったそうです。
新型XC70は新型V70と同じくポップアップ式のナビシステムなのに、C30、S40、V50と同じ折りたたみ格納式のナビシステムと言ってしまったのだとか。
いつもはPAG社員のマーケティング担当の岡田氏がソツのない受け答えをするのだそうですが、今回に限り広報の平井氏が登場し、しかも誤報を流してしまった事が関係者の間で話題になっているそうです。
(右から二番目が平井氏で、一番右が元広報部長の四本氏です)
この放送された内容をDVDにして全国のディーラーに配っているので、全国のボルボ販売店でこのDVDを店内で放映するのを自主規制しているところも出ているそうです。
広報なのに知識がないとディーラー関係者は呆れているのだとか。
余談ですが、サーブで勤務していた赤堀氏が現在PAGのボルボ部門の広報部長になっておりますが、赤堀氏はまだ平井氏が誤報を流してしまった事に気づいていないのだとか。
地方は遅れて放送されるそうで、まだ今回のXC70の紹介が放送されていない所もあるそうです。
私はこの放送をうっかり見逃してしまったので、近いうちにディーラーのショールームでこのDVDを見せてもらおうと思います。
■2008/02/26 (火)
全世界でのリコール発表から遅れること23日 |
昨日帰国しました。
今回仕事でワシントンとニューヨークに行ってきたのですが、強行軍だったのでちょっと疲れました。
仕事の合間にちょっとしたプレゼントを某有名企業社長に贈りました。
気に入って頂けると嬉しいです。
さて、PAGが昨日25日に国交省にボルボS40、V50のリコールを届け出ました。
リコール内容は私が2月3日の日記に書いたものです。
全世界で2月2日にリコールされ、中国ですら2月3日にリコールの届け出が行われたのに。
日本では全世界でのリコール発表から遅れること23日、中国でリコールされてから遅れること22日、やっとPAGは日本でリコールの届け出を行いました。
何で世界規模でリコールがされているのに、PAGはリコールするまで何で3週間以上も要したのでしょうか?
この不具合は実は2004年7月、2006年12月に日本国内で発生しました。
しかし、PAGは『欠陥ではないのでリコールする予定はない。』とユーザーに説明。
異常の起きたパーツの調査結果をユーザーに報告すらしませんでした。
最初の異常が起きてから4年経ち、やっとリコールの届け出をしました。
4年間も欠陥がある事を隠し、放置していたPAG。
この4年間、一体PAGは何をしていたのでしょうか?
答えは簡単です。
何もせず、保証期間が過ぎるのを待ってただけでした。
もしこの欠陥のために突如エンストして事故に至っていたら、死人に口無しです。
事故が起きて何とか生き残っても、『事故の原因はあなたの運転ミス。そんなに欠陥があると主張するなら証明してみろ。』とPAGは言い放ちます。
つくづく最低な企業だなと思います。
■2008/02/17 (日)
世界で流れているボルボ動画 |
最近のボルボは坂を登れるようになったみたいです。
ちょっと前まではこんな感じだったんですがね。
坂道は登れるようになっても北欧の車なのに雪道で意外と弱いので過信は禁物です。
そして油断するとこうなってしまいます。
しかも下手をしたら朝起きたらこんな事態になってしまうかも知れません。
でも、よく考えるとこんな急勾配の坂道を登るケースや大雪の中で運転すること自体が雪国にお住いの方を除いてあまりないでしょうし、多少坂道を登れなくても、雪道での走行が弱くても支障をきたさないでしょう。
しかし、雨の降る道での走行性能が劣悪だと話は変わります。
ボルボでは雨の日の運転に適していないみたいです。
この動画を見る限りでは、XC90は坂道を登れませんが旧XC70は坂道を登れるようになってますし多少は昔より進化したのだと思います。
ちなみに新型XC70はこんな感じでばたつく事がありますが、旧XC70の頃よりも悪路走破能力が向上している模様です。
■2008/02/16 (土)
1月のボルボ登録台数と受注台数・成約台数の差 |
1月の新車登録台数が発表され、ボルボは前年比16台増の576台でした。
受注台数が505台、成約台数が458台。
実際にユーザーがボルボを契約した台数が458台なので、576台−458台=118台が売れていないのに登録された台数になります。
つまり登録台数の約20%が自社登録。
粉飾を続けてどうするんでしょうか?
よく考えてみたら昨年1万台を登録しておきながら実際一般消費者に販売されたのは8千台ですし、20%の自社登録は今後も継続するのでしょう。
データによると、前年同月より増えたのはC30、V70、XC70です。
増えたと言っても、V70は僅か2台増えただけです。
新型が発売される前の末期モデルだったから昨年は売れなかっと言い訳出来ましたが、新型が出たのに変わってないのは何故でしょうか。
V70とXC70の差額が少ないのでXC70が今年は伸びるように思います。
主力のV70の販売不振をC30でどれだけ挽回出来るか注目です。
ちなみに埼玉での1月の販売台数は昨年に比べて半減して、全国で最も台数を激減させたとボルボ関係者の間で話題のようです。
ボルボカーズ川口の閉店が痛かったのでしょう。
明日は渡米の準備で更新出来ないかも知れませんが、今回は現地にノートPCを持っていくのであちらで可能な限りマメに更新しようと思います。
25日に帰国予定です。
■2008/02/13 (水)
PAGの民事の賠償責任・刑事責任 |
2月7日の日記に書いたXC90のオーナーさんの続報です。
オーナーさん自らPAGに電話し、ボルボお客様相談室室長の安達さんの話を聞かせて欲しいと要求したにもかかわらず、PAGの小嶋氏は『その必要はありません。』の一言で却下され繋いで貰えず。
ボルボカーズ●●から安達氏に電話をかけても毎回居留守。
平成20年1月23日付の車両報告書を作成した安達氏本人から話を聞く事が出来ず困っているとオーナーさんはおっしゃっております。
『未だにXC90のアクセルが突如吹きあがるんです。
PAGの安達さんの報告書が正しいならトラブルが起きないはずなんですが。』
お客様相談室室長が報告書を作成して迷惑をかけたと謝罪しておきかながら、直接話すことで説明責任を果たすことを拒否するのがPAGの姿勢です。
さて、車に瑕疵があればPAGは不法行為、PL法上の責任、ディーラーには瑕疵担保責任、債務不履行による責任を負うことになりますし、瑕疵がないと主張するからにはPAGがPL法上、瑕疵がないことを立証する義務があります。
また、PAGとディーラーに不具合理由の説明と原因追求を求めたにもかかわらず原因不明と片付け合理的な説明すらしておりません。
整備を請け負った以上、それは民法第632条の『請負』に該当するので、PAGとディーラーは完全に車を直したことを証明し渡しに引き渡す法的義務を負っておりますが、その義務をPAGとディーラーは完遂しませんでした。
したがってオーナーさんは民法第634条第一項と第二項を根拠に損害賠償すら提起することが可能であります。
また、もし再度同じ現象が発生して万が一事故が発生しオーナーさんが怪我に至った場合はPAG代表取締役リチャード・スナイダース氏および前述のボルボお客様相談室室長の安達氏、ディーラー各担当者をを刑法第211条業務上過失致傷罪・共同共謀正犯として刑事告訴されても仕方ありません。
ご承知の通り、オーナーさんはは既に数度に渡り不具合の原因追求と説明を求めたこともあり、PAGとディーラーは結果回避義務の前提となる予見可能性があったと思慮されるので業務上過失致傷での構成要件を満たし立件可能であります。
逮捕される危険を犯してまでPAGの安達さんは一体何をしたいのでしょうか。
■2008/02/07 (木)
ボルボXC90、新車なのに原因不明の故障続発 |
はじめまして。
昨年の3月にXC90の2007年モデルを購入しました。
しかし、購入直後から通常ではありえないような異常が多発しました。
購入初日に販売店より納車されたばかりのXC90を運転して帰宅中に3キロほど走ったところ、警報多発・方向指示器点灯しない・インパネ消灯しました。
散々な状態で帰宅しました。
早速販売店へ修理に出すと、
『原因不明です。ソフト入れ替えたのでもう大丈夫です。』
とのこと。
販売店に大丈夫ですと言われたので、安心してXC90で家内と初ドライブ。
自宅を出て最初の曲がり道で、方向指示器が点灯しません。
それどころか、インパネが消えて危険を感じてドライブ中止。
販売店に直行すると、またしても、
『原因不明です。』
との回答。
ソフトを入れ替えたのにまたしても同じ症状が再発したことにショックを受けました。
そしてそのまま新車XC90は三日間入院することに・・・。
三日後に新車XC90が戻ってきました。
『コンピューターの電源コードがよく刺さっていなかった事が原因だと思います。』
と販売店に説明されました。
納車直後に異常が起きて修理した際に、電源コードが刺さっているか確認しなかったの????
と思いました。
修理して直ったから、新車XC90で楽しみにしていた箱根旅行に向かいました。
4泊5日の旅路で、帰り道の名神(大津)周辺走行中に想像を絶する悪夢が始まりました。
なんと高速道路で走行中に車が勝手に加速するんです。
オートクルーズが勝手に作動しました。
これがこの日二度も発生。
京都の二条城前ホテル到着した時にバックギアを入れるとピイピイとうるさい音が鳴る始末。
家内に、この車勝手に加速するし危なくて乗れないねと話しました。
旅行から帰って早々と又販売店に修理に出しました。
症状を伝える、『LOGを取ってみましたが上手く収集出来ません。』て私の言っている事を信じていない様子。
私が嘘をついて一体何の得があるのでしょうか?
(その2へ続く)
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