アムネスティが明らかに
14日にラサで発生した大規模「暴動」は、中国当局の“宗教弾圧”を発端にしていることが明らかになった。
12日、アムネスティ・インターナショナルが明らかにしたところによると、9人の僧侶を含む11人が10日、ダライ・ラマの亡命49周年を記念するデモを行った。僧侶らは警官によって殴打され、ラサ中心部にあるジョカン寺の外に連行された。11日、僧侶の釈放を訴えて集まった約500人のラサ市民に対し、武装した警官隊は催涙ガスと電気棒で追い払った。これが今回の暴動の直接の引き金になったと見られる。
10日のデモが行われる以前、中国当局はチベット僧らに対しダライ・ラマへの批判文を書くよう迫っていた。
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