bj仙台・胸広告に仙台進学プラザ ベガルタから「移籍」

空白だった仙台89ERSのユニホーム胸中央部分に、仙台進学プラザが広告を出す
 学習塾・予備校経営の仙台進学プラザ(仙台市)が11日、男子プロバスケットボール、bjリーグ仙台89ERSのユニホーム胸中央部分に広告を出すことが決まった。昨季までサッカーJリーグ2部(J2)ベガルタ仙台のユニホームスポンサーだったが、ベガルタの成績不振を理由に撤退。東地区の首位を快走している仙台89ERSにスポンサーとして“移籍”した格好となった。

 仙台89ERSを運営する仙台スポーツリンクの発表によると、空白だったユニホーム胸中央部分に「進プラ」などの文字と会社のロゴを載せる。大きさは縦13センチ、横26センチ。15日、仙台市青葉体育館で行われる大分戦から着用する。期間は6月30日まで。

 金額は公表していないが、シーズン換算で3000万円とみられる。日程を4分の3以上消化しており、その分減額になる見通し。仙台スポーツリンクは今季、300万円の小口に分けてスポンサーを10社募る予定だったが、進学プラザ1社との契約となった。

 仙台スポーツリンクの中村彰久社長は「この勢いを借りて、胸を張ってプレーオフに進出したい」、仙台進学プラザの阿部孝治社長は「プレーオフは手の届くところにある。地元企業として応援したい」と、コメントしている。

 仙台進学プラザは2004年から、1500万円(推定)でJ2仙台のユニホームショーツに広告を出してきた。しかし、4年連続J1昇格失敗などを理由に、昨季限りで契約を打ち切った。J2仙台の運営会社東北ハンドレッドの名川良隆社長は「4年間スポンサーになってもらい、ありがたい気持ちでいっぱい。新規開拓に全力を尽くしたい」と話した。
2008年03月11日火曜日

宮城

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