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脱線事故のコースター撤去開始 大阪・エキスポランド

2008年03月19日16時02分

 乗客20人が死傷するジェットコースター脱線事故が起きた大阪府吹田市の遊園地エキスポランドで19日、事故機の立ち乗り型コースター「風神雷神2(2はローマ数字)」の撤去作業が始まった。昨夏に事故機の撤去を決めた後も、捜査が続いていたために放置されてきたが、大阪地検が撤去を許可し、コース部分の解体に着手した。

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雨の中、撤去作業が始まったジェットコースター=19日午前10時38分、大阪府吹田市のエキスポランドで、本社ヘリから

 大型クレーン車による作業準備のため、事故現場付近に鉄板などの資材が搬入された。同園は「絶叫マシン」と呼ばれる遊具を減らすなど、イメージチェンジを狙って改装を進めており、すでに遊具1基を撤去。家族向け遊具を導入し、来春の営業再開をめざす。

 事故では、エキスポランド社の元技術担当幹部らが業務上過失致死傷などの疑いで書類送検されている。

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