甲子園に初登場 カーネルおじさん
V祝いお手柔らかに
阪神タイガースの法被を着たカーネル・サンダース像の除幕式。右端は渡辺・日本ケンタッキー・フライド・チキン社長(17日午前)=上田尚紀撮影
甲子園で初めて、ケンタッキー・フライド・チキンが出店。17日は創業者カーネル・サンダース立像の除幕式が行われた。阪神が日本一に輝いた1985年、過激なファンに大阪・道頓堀川に投げ込まれたことでも話題になったが、日本ケンタッキー・フライド・チキンの渡辺正夫社長は、「85年優勝の時に流されたカーネルの立像が23年ぶりによみがえりました。ファンの方に握手していただき、優勝のあかつきにはビールかけにも呼んでいただければ」と笑顔で話していた。
また、34年(昭和9年)に、日本で初めて甲子園で販売されたという、ホットドッグの再現も話題になりそう。当時、ベーブ・ルースも参加した日米野球が甲子園で開催された際、ドイツ人が販売したのが、国内でのホットドッグの始まりとされている。今回は、その息子さん、ヘルマン・ウォルシュケさんがドイツ風の味を復活させた。
甲子園で初めて中華やパスタ料理を提供する店もある。22日開幕の選抜高校野球大会から営業開始する。
(2008年3月17日 読売新聞)