夕食後、子供がヨドバシカメラに行きたいというので、宇都宮駅西口ヨドバシカメラに行こうとしたら、直前から道路が混んできた。 ようやく近づいたところで、警察官が道路の真ん中に出て、車線の一部を通れないようにしている。よく見ると道路の両側に警察官がウジャウジャいる。 駅西口広場のロータリーに入る道路は全部閉鎖され、グルッと回ってみたがヨドバシがあるビルには近づけないどころか、西口広場に入れない。 車が動かないので、警察官に聞いたら「ケイエイの予行です」という。 ケイエイとはなんぞや? 聞き返すと「皇太子殿下がいらっしゃるので予行です」という。 「ケイエイ」が分からないので帰ってから辞書を引いたら出ていた。 ATOKでも変換できた。 夜の7時過ぎである。雨も降っている。駅からは電車を降りる人が沢山出てくる。 車が迎えに来て返る人もあるだろうが、その人たちを迎えに行く車は入れない。 緊急に待ち合わせ場所を申し合わせても、渋滞で車はスグには動けない。 傘がない人は走らなければならないだろう。 どうしてこんな時間にやらなければならないのだろうか? この時間にいらっしゃるから、同じ時間にやるということだろうか? 予行って言っても、どうせ道路は全面的に閉鎖してしてしまうのだから、簡単なことではないか? 予行なんて必要あるのだろうか? 何が難しいというのだ。それも一度や二度のことではないだろう? どうしてそんなことのために、我々は何も知らされず、何も分からず大迷惑被らねばならないのか? 皇室絶対、一般ピープルはただひれ伏するだけなのは分かっている。 宇都宮市は御料牧場もあるし、日光も控えているから、皇室の移動には何度も出くわしている。 あり得ない渋滞があると、それが「御移動」だったりするわけだ。 沿道の住民には連絡があるようで、道路に人が出ていて手を振る準備をしたりしているが、一番迷惑を被るドライバーには何の知らせもなく、私らは、とにかく意味不明の大渋滞に出くわし「?」のまま動かない車の中にいることになる。 あれは渋滞というものではない。 とにかく突如として「全く動かなくなる」のだ。 それがどういうことか警察は全く考えてはいないだろう。 皇室の前にあっては、我々一般ピープルなど吹けば飛ぶような存在。無に近いものだ。 それはいい。 しかし、できるなら、ツール・ド・フランスみたいに、選手に先行してスポンサー企業が車を走らせるように、パトカーなどで説明してもらいたいものだ。 とにかく、急用があっても、うんこがしたくても「動かなくなってしまう」のだから。 警察としては「当然」と思っているだろう。 「警衛」の発令で舞い上がっているのではないだろうか?とも思える。 皇室の警衛は何物にも最優先し、誰も異を唱えることができない、絶対なものである、という大前提で、何をやっても構わない。そういう意識があるだろう。 それを否定するものではないが、知らされずに突然、というのはご勘弁願いたい。 分かれば従うことに、やぶさかではない。 進んで喜んで協力したいくらいなのだが、知らせることなど考えもせず、何をやっても構わないとばかりに、勝手に予行などする姿勢はいかがなものかと思いますがねぇ。 |
<< 前記事(2008/03/17) | トップへ |
タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
---|
内 容 | ニックネーム/日時 |
---|
<< 前記事(2008/03/17) | トップへ |