千葉大学は大学院の40代の准教授が特定の女子学生に対し、入学試験で合格しやすいように特別扱いした上、入学後は性的関係を求めたとして、停職の懲戒処分としました。
停職12か月の懲戒処分となったのは、千葉大学大学院・融合科学研究科の40代の准教授です。
この准教授は、おととし9月と去年2月の2回にわたって行われた大学院の入学試験で、特定の女子学生を合格させるために全く同じ英語の問題を出したということです。
その後の去年6月、入学したこの女子学生に対し2回にわたって性的関係を求め、研究室における自分の力を誇示する発言をしたということです。
また大学側は、同じ融合科学研究科の60代の教授についても、不適切な入学試験に気付かなかったなどとして、停職15日の懲戒処分としました。
一連の行為は、女子学生が大学側に訴え発覚しました。(17日14:36)