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島に監禁・売春強要された女性3名を緊急救助

 前払い金を返済しなかったという理由で仁川甕津郡のある島に連れて行かれ、数年間に渡り売春を強いられてきた女性3人が仁川警察庁の助けで劇的に救助された。

 仁川警察庁婦人警官機動捜査隊は仁川甕津郡のある島に監禁され、数年間に渡り売春を強いられてきたキム某(21/女性)さんなど被害女性3人を緊急救助したと12日伝えた。

 警察はまた被害女性らに売春などを斡旋・強要した風俗店業主パク某(45)など3人を性売買特別法違反などの容疑で検挙、捜査中だ。

 キム容疑者らは被害女性らを全羅南道などの風俗店で雇用し、前払い金を返済しなかったという理由で、2004年5月頃、甕津郡近海の島に強制的に連れて行き、ホステスと売春を強要してきたことが明らかになった。

 風俗営業店の業主パク容疑者らは前払い金を返済しなければ、もっと遠くの島に売り飛ばすと脅迫して売春を強要、被害女性らが受け取った金額の半分を斡旋費用の名目で搾取したほか、顧客が使ったクレジットカードの手数料まで負担させた疑いが持たれている。

 警察はこの被害女性らを女性人権保護関連のNGO団体に引渡し、自活対策を設けるなど、新たな人生を送ることができるよう援助していく計画だ。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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