Print this Post Article Lists Back

女子中学生監禁、800人との売春強要した容疑者ら逮捕

 家出した女子中学生を6カ月にわたり旅館に監禁し、大学教授や医師など男性客800人との売春を強要した疑いで、警察は4日、全羅南道羅州市のチン容疑者(20)=女性=ら3人を逮捕した。

 調べによると、チン容疑者らは昨年11月20日から先月22日までの間、光州広域市西区一帯の旅館10カ所余りに中学2年の女子(14)を監禁し、売春を強要した疑いがある。チン容疑者らは「家に帰して」と訴える被害者に対し、2‐3日に1回、ハンガーなどで殴打したり、手にたばこの火を押し付けるなどの暴行を加えていた。

 被害者の売春相手800人の中には、大学教員、医師、薬剤師など専門職従事者や公務員も含まれていた。被害者は「ある医師は全身のあざを見ても、10回以上やって来た。また、ある薬剤師は性行為の途中で薬を塗ってくれた」などと具体的に話している。

 チン容疑者らはインターネットのチャットで売春を暗示する内容の書き込みを行い、男性客を募集。被害者に1日5回以上も売春を強要し、1回当たり10万‐20万ウォン(1万3000‐2万6000円)を客から受け取り、総額1億2000万ウォン(1570万円)を稼ぎ出していた。

 被害者は監視のすきを見て、先月22日に全羅北道全州市の親せき宅に逃げ込み、チン容疑者らは被害者を追って同市にやって来たところを待ち伏せていた警察官に逮捕された。

 警察は、被害者が監禁され暴行されていた事実を知りながら性関係を持った10人余りについても、逮捕状を請求する方針。

全州=キム・チャンゴン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
このページのトップに戻る