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10代少女の売春組織摘発

 10代の少女4名が、インターネットのチャットを通じて約2か月間に渡り約70名の男性に売春行為をしたとして警察に拘束された。

 ソウル・江西(カンソ)警察暑は10日、オンラインチャットを利用して組織的に売春をした疑いでイ某容疑者(19/忠清(チュンチョン)南道・泗川(サチョン))、チョ某容疑者(17/京畿(キョンギ)道・水原(スウォン))、チャン某容疑者(17/全羅(チョルラ)南道・唐津(カンジン))、パク某容疑者(14/忠清南道・天安(チョナン))の少女4人を拘束して調査中だと発表した。

 高校を中退したイ容疑者は、「ソウルで仕事をしたい」と言って両親から300万ウォンを借り、7月初めにソウル新林(シルリム)洞に半地下にある2部屋15坪のアパートを借りた。イ容疑者がソウルでした仕事は紛れもない“売春業”だった。イ容疑者は1年前から家出して行き場がなかったパク容疑者ら3人を誘った。容姿のいいチャン容疑者とパク容疑者は売春、残りは客引きを担当した。14歳にしかならないパク容疑者も素直に役割分担に応じた。

 少女らは7月中旬からBインターネットサイトに「シルリム・シルリム・シルリム」という名前でコミュニティを開設した。「1時間半、2回で15万ウォン、1回は10万ウォン」という条件を付け、男性が希望すればチャン容疑者とパク容疑者の写真を送り、選ばせもしていた。

 名門S大学の在校生や江南の有名TOEIC対策学校の講師ら、20代と30代初・中盤の男性が主な顧客だった。イ容疑者は「新林洞近辺のモーテルを回って計69人の男性に売春した」とし、「直接会ったときには未成年者だと気づいたと思うが、追い返す人は誰もいなかった」と語った。

 警察関係者は、「買春した男性の大部分が『職業がない』と陳述している」、また「現在30人余りの連絡先を確保して捜査を進めており、残りの買春犯についても電話追跡を通じて人物の特定を行っている」だと語った。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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