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香港・台湾で売春した韓国人女性、大挙摘発

 元幼稚園の教師、生け花の専門家、大卒で就職活動中の学生らが、台湾など海外に出て売春行為を行い、麻薬持参で密かに帰国し服用していたなどの容疑で摘発された。

 元幼稚園の教師イ某(女/31)容疑者は昨年3月、安月給の幼稚園を辞め、働き口を探していたところ、あるインターネット・ポータルのSカフェで海外就職斡旋ガイドを見つけた。

 「香港、台湾などで一緒に働きたい方、高月給保障」という文句に魅了されたイ容疑者は、これがきっかけで海外遠征の売春婦へと転落した。

 イ容疑者は同カフェを創設したキム某(女/51)容疑者を通じ容姿、肌の色など面接審査を経て台湾台北に向かった。そこで出会った韓国人売春婦とマンションに同居、電話を受けてはホテルに出向いて売春する「出張サービス」の売春婦として6か月間働きながら、月に1000万ウォンを稼いでいた。

 これら女性は性関係を行う前に事業主のキム容疑者が提供するエクスタシーを服用したこともあったと警察は明らかにした。

 ソウル警察庁麻薬捜査隊は24日、インターネット・ポータルの海外就職斡旋サイトを通じ台湾や香港などでエクスタシーを服用し、売春を行った疑いでイ容疑者ら18人を在宅起訴した。

 このうち、キャバレーの従業員は10人で、残りは元幼稚園教師、生け花専門家、自営業者(アクセサリー販売)、留学生、フリーターだった。

 また、警察はこれら容疑者が密かに持ち帰ったエクスタシーを梨泰院や弘益大周辺のクラブなどで服用してきた疑いで、幼稚園教師チェ某(女/26)容疑者、建設会社職員のキム某(女/26)容疑者ら2人も在宅起訴した。

 イ容疑者らは昨年3月から数回にわたり香港と台湾に向かい、1~3か月間滞在しながら麻薬を服用し、売春行為を行っていた。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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