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ロシア人女性売春あっせん団を検挙

 妊娠5ヶ月目の女性も含むロシア人女性たちを雇い、インターネットで売春をあっせんした一団が警察に逮捕された。

 ソウル警察庁外事課は30日、売春ブローカーのキム某容疑者(34)ら4人と、ロシア人女性A容疑者(23)ら3人を性売買あっせん等行為に関する法律違反の容疑で書類送検した。

 キム容疑者らは、昨年11月から最近までインターネットのチャットサイトに「ロシア人女性売春関連チャットルーム」を開設。ロシア人女性らを、ソウル市や京畿道一帯の宿泊施設に泊まる買春希望の男性たちに出張売春をあっせんする手法で計250回あまりにわたり3500万ウォン以上の不当な利益を得た疑いをもたれている。

 警察の調べによると、ロシア人女性たちは短期組合ビザ(C-3)で入国した後、短期間で金儲けをするために韓国人ブローカーに会いソウル市竜山区梨泰院一帯の家で一緒に暮らして売春していたという。

 ロシア人女性らは、韓国人ブローカーがチャットルームを通じて知り合った買春希望男性が泊まっている旅館やモテルに1日平均1~4回出張し、みだらな行為を行い1回あたり15万ウォンを受け取り、うち10万ウォンをブローカーらに渡していたこともわかった。

 警察は「2004年秋以後、性売買特別法施行による持続的な取り締まりで関連業界が全般的に沈滞し、かなり多くの韓国の性売買従事者が海外に出たと推定される。その空席を外国人女性が肩代わりしていると分析される」と話している。

 このため警察はインターネットなどで外国人女性との性売買を斡旋している組職が他にもあると見て捜査を拡大している。

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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