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府委員会総会に出席、その後国労近畿の「団結旗びらき」へ

 朝からは大阪府党の一月活動の方針を決定する府委員会総会に出席。山口勝利大阪府委員長は府常任委員会を代表して一時間にわたって報告をおこないました。その後、衆議院比例近畿ブロック予定候補者の石井いく子党副委員長がごあいさつ。

 私はそこで総会を退席し、天満にある国労会館へ。今日は国労近畿地方本部の「新春・団結旗びらき」です。日本共産党を代表して出席し連帯のあいさつを申し上げました。

 驚いたのは国労会館の門前で「国労共闘」なる団体のビラを受け取ったこと。この「国労共闘」という団体は「東大阪市荒本862−2」という住所に置かれていますが、この住所には一体何があるか、ご存じですか?

 ヒマがあったらインターネットで検索してみて下さい「部落解放同盟全国連合会」というものがあります。この団体は暴力と利権あさりをこととしてきた「部落解放同盟」から92年3月に分裂してできた組織ですが、はっきり言って「革共同・中核派」の影響下にある組織です。

 それは私が言っているのではありません。「革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)」のホームページには「部落解放同盟全国連合会とは――革共同からの紹介」というページがちゃんとある(http://www.zenshin.org/nc/zenkokuren/zenkokuren.htm)くらいですから間違いないことです。

 だいいち「国労本部派・日共中央こそ国鉄闘争の妨害勢力だ」などと大見出しを打ったビラを日本共産党を代表しての来賓である私に手渡すとは、非常識もはなはだしいと言わなければなりません。

 誤解しないで下さい。私は現職当時も今も、反日本共産党の立場をとらない限り、これまで私たちが「ニセ左翼」と呼んできた団体に関わりのある人たちとも最も熱心に共同行動を追及してきた日本共産党の議員であると思っています。

 「盗聴法」や「住基台帳ネットワーク反対」の運動でも、戦争法やイラク派兵反対のたたかいでも、わが党国会議員団は「JR総連」など、いわゆる「革マル」系といわれる団体でも、「百万人署名運動」など、いわゆる「中核系」といわれる団体でも、かりにその中にそういった組織の構成員がいる場合でも、「革マル派」や「中核派」そのものを名乗らない限りお付き合いをしてきました。それは、それらの団体の人たちに聞けばわかることです。

 しかし直接日本共産党を攻撃するというのなら話は別です。議員面会所前で請願デモを受けてあいさつする、わが党林紀子議員に、「JR総連」の隊列からヤジが飛んだとき、私はタスキを投げ捨てて退席しましたし、集会前でのビラ配布でも「革共同・革マル派」と書かれたビラは私は目の前で投げ捨てます。こんなことは日本共産党の議員として、いや党員として、当然のことではありませんか。

 私たちは福島瑞穂さんや辻元清美さんとは違って、こういった「ニセ左翼」暴力集団とは完全に一線を画してきましたし、絶対にあいまいな態度はとりません。だって、彼らは「反帝・反スタ」のスローガンのもと、日本共産党を打倒することを目的としている組織だからです。日本共産党は、自らを打倒しようというものと共同行動を行うような愚か者ではないということをはっきり申し上げておきます。

 
 
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