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長崎・平和公園を文化財に 市、夏までの登録めざし申請

2008年03月16日19時17分

 毎年8月9日の「長崎原爆の日」に平和祈念式典が開かれる長崎市の平和公園と周辺について、同市が2月、国登録文化財にするよう文化庁に申請していたことがわかった。文化庁の担当者が登録に向けて現地を視察しており、早ければ今年の原爆の日までに登録する見通し。市は今後、国の名勝に指定されることを目指す。

 市によると、申請したのは彫刻家の故北村西望氏が制作した平和祈念像がある「願いのゾーン」、原爆落下中心碑や犠牲者の追悼碑がある「祈りのゾーン」、長崎原爆資料館がある「学びのゾーン」の3区画。

 もう一つの被爆地、広島市では、07年2月に平和記念公園が国の名勝に指定された。

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