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「大山鳴動して鼠一匹」の予感

2008年3月14日:パート2

 午前1時10分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 帰宅したのは午前零時半。 こんなく遅く帰ることは滅多にない。 が、親しい友人の「激励会」ということで、「シンデレラリバティー」(日付が変わる前に家に帰るという習慣)を解除した。(笑) 前半は(政治から音楽まで)いろいろな話題で盛り上がった。 後半は(とても久しぶりに)カラオケで歌った。 ちょっとはしゃぎすぎたかもしれない。(反省!) が、毎晩のように政策勉強会や政局の意見交換で飛び回っている。 「親友を励ますため」だから、きっと神様も許してくれるだろう。
 
 「日銀総裁人事」のゴタゴタ、内閣支持率の低下、株価の低迷、円高の進行、暫定税率をめぐる対立、3月末にやって来る(?)「年金問題公約破り批判」の波、4月からの物価上昇等々、福田内閣が「厳しい局面」に遭遇していることは間違いない。 永田町では、「もしかすると4月政局があるのでは?」とか、「解散総選挙が思ったより近いかも?」などという声も出始めだ。 が、自分は「最終的には政局にならない!」と見ている。 
 
 以前のブログにも書いた。 申し訳ないが、今の民主党に「政府を追いつめる」戦略があるとはとても思えない。 是が非でも「解散に追い込もう」という気迫も感じられない。 最後は与野党共通の「解散したくない症候群」が混乱を収拾する。 日銀総裁人事でも、暫定税率でも、「なあんだ。結局、まとまったじゃないか!」ということになる。 きっとそうなるって!
 
 明日は早朝の列車で地元に入る。 寝る前に、腹筋と腕立て伏せをやらないと。
 
追伸:昨日の「広報企画会議」で、(いつものように)野田聖子広報局長の真横に座った。 聖子さんがこんなことを言った。 「いっちゃんのブログ、昨日の夜、ずっと読んでたのよ。スゴいね、毎日、書いてるなんて!」 野田聖子衆院議員が「直滑降」の「読者」になった。 これはとても意味のあることだ。 だって、そうでしょ? たとえ1000分の1パーセントでも、このブログのメッセージに影響を受ける可能性があるってことなんだから。


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禁断の遅刻

2008年3月14日

 午後6時20分。 議員会館事務所でパソコンを開いた。 午前9時から午後5時まで参院予算委員会。 これで全閣僚出席による2日間の「基本質疑」(TV中継入り)が終わった。 
 
 今朝の「朝ズバッ!」のパフォーマンスは最悪だった。(苦笑) 何しろ、5分遅刻した。(*というか、5分遅れで「討論コーナー」に飛び込めたのは「奇跡」だった!) 番組スタッフの皆さん、本当にごめんなさい!!(ああ、もう呼んでもらえないかも。) 2度とこんな騒ぎは起こしませんので!!
 
 「暫定税率をやめたら地方は予算も組めないし、必要な道路も作れない!」 税率の撤廃を主張する民主党の「最強コンビ」(長妻昭氏と浅尾慶一郎氏)に、もっと激しく詰め寄るつもりだった。 が、頭がボーッとして、戦闘力を発揮出来なかった。(*くそっ!) 次のチャンスを待つしかない!!
 
 あ、午後7時から会合がある。 「急転直下、ある会社の社長に抜擢された」友人のために、ささやかなお祝いの会(激励の会)をセットした。 書きたいことは山ほどあるが、今回はここまで。 残りは深夜のレポートで。


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旗色が悪い時こそ

2008年3月13日

 午後5時30分。 参院予算委員会を終え、議員会館事務所に戻って来た。 今日はこれから某TV番組の収録がある。 民主党某衆院議員との対決だ。 テーマは道路特定財源。 世論は「暫定税率廃止が「継続」を上回っている。 ちょっと旗色が悪いなあ。(苦笑)
 
 明日の「朝ズバッ!」の午前8時またぎのコーナーに出演する。 こちらも道路特定財源と年金問題。 え? 民主党からは長妻昭衆院議員が出て来るって! こちらはもっと大変だ。 が、ひるまずに行く。 誰も発言したくない時に発言する。 それが山本一太の数少ない「売り」ですから!(笑)
 
追伸:午前9時から午後5時まで8時間の参院予算委員会。 明日も...ですか!(絶句)
 

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渡辺大臣との緊急ランチ

2008年3月12日:パート2

 もうすぐ午前零時。 東京の部屋。 ふっくしゅ! 花粉症の症状が悪化した。 が、薬は飲まない。 マスクもしない。 気合いで治す! そうだ。 紫の野菜ジュースを飲んでみよう。
 
 午前11時からの党政調全体会議で「日本経済の現状」について説明を聞いている最中に携帯が鳴った。 渡辺喜美行革大臣の政務秘書官からだった。 急いで会議室を抜け出し、携帯を耳にあてた。 
 
 「あ、山本先生、お忙しいところ申し訳ありません。オヤジ(大臣)がたまには昼食でもどうかって言ってるんですが、ご都合はいかがでしょうか?急な話ですみません。プロジェクトJ.のメンバーの方々に声をかけていただいても構いません。」「ええと、私はいいですよ。仲間にも何人か聞いてみますね。」
 
 昼。 大臣室で渡辺大臣に会った。 思った以上に「意気軒昂」だった。 5人の若手議員が(入れ替わり立ち替わり)大臣室に姿を見せた。 「寿司ランチ」をつまみながら、「公務員制度改革法案」について意見を交わした。 詳しいことは明日のレポートで。


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所沢JCで講演

2008年3月12日

 午後10時40分。 所沢から新宿に向かう列車の車中でパソコンを開いた。  午後8時から「所沢青年会議所(JC)」の3月例会で講演。 約1時間、政治経済から外交、政局まで幅広いテーマについて熱弁を振るった。 え? もちろん、地元JCのOBでもある「柴山昌彦衆院議員」のPRも忘れなかった。 参加者は約100人。 居眠りしている人は(恐らく)1人もいなかった。 というより、あまりの大音量で、とても眠れなかったと思う。(これも作戦のうちだ!(笑))
 
 え? もう終点(西部新宿)だって?? この続きはまた。

 
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混迷の府、それは参議院

2008年3月11日:パート2

 午前12時50分。 東京の部屋でパソコンを開いた。 熱い紅茶を飲みながら、キーボードを叩いている。 
 
 今回の「プロジェクトJ.」の出席者は(竹中平蔵顧問を含む)20名。 地元関係者との会合とバッティングした兵庫県選出の「木挽司衆院議員」と、まだ一度も会合に姿を見せない秋田県選出の「御法川信英衆院議員」を除く「メンバー全員」が顔を揃えた。(*御法川氏の性格を考えたら、全く悪気はないと思う。恐らく面倒くさいのだ。(笑)) 
 
 木挽さんとは、朝、党本部のエレベーターの前で遭遇した。 「一太さん、残念ですが、今晩は都合でちょっと行けません!」「分かりました。明日にでも会合の様子は報告しますね!」 大学で「落語研究会」にいた木挽氏は、類い稀な「ユーモアセンス」の持ち主。 とにかく、人の心を掴むのがウマい! もちろん、政策も出来るし、人柄もいい。 だからJ.にスカウトしたのだ。(笑)
 
 最初の20分は、「プロジェクトJ.」の「活動コンセプト」(概念図)について議論した。 後半は竹中平蔵顧問の講義をベースにフリーディスカッション。 米国経済の展望、日本経済の現状から日銀総裁人事まで、幅広い問題について意見を交わした。 午後10時半過ぎに参院・議院運営委員会の筆頭理事を務める世耕参院議員が合流。 そこからは「政局の話題」になった。 なるほど、参院の状況は思ったより深刻だ。 今後の展開にもよるが、最後は福田総理が(政局の混乱を回避するために)「一般財源化問題」で大きな決断をするしかないのではないか。 そんな予感がする。

 勉強会が終わったのは午後11時半。 今回、議論する時間のなかった2つの議員立法、すなわち内閣主導強化法案(仮称)と議員定数削減法案は、来週改めて検討することになった。
 
 ダメだ。 眠くてこれ以上は書けない。 これから録画しておいた「ちりとてちん」を見て、腹筋と腕立て伏せをやって、それから寝る。 続きは次回のレポートで。

 
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言葉のスペシウム光線

2008年3月11日

 午後7時。 某ホテルのカフェレストランで友人を待っている。 え? 少し遅れる? じゃあ、ひと足先に夕食(スパゲッティー)をすませちゃおう! 明日の日程をめぐって、参院の「議員運営委員会」が断続的に協議を続けているようだ。 日銀総裁の問題と政局が完全に結びついた。 なんという「不毛の争い」だろう。 「日銀総裁人事」のゴタゴタで、市場の「日本売り」がますます加速する可能性もある。 このまま株価が「急落」するような事態になったら、民主党はどう責任を取るつもりなのだろう??
 
 以前のブログに、「すべての人間は(多かれ少なかれ)エゴイストだ!」と書いた。 ましてや、政治の世界には「平然と人を裏切る」生物がウヨウヨしている。 「これは利用出来る」と思ったら徹底的に利用し、他人に使われないように必死で囲い込む。 が、「利用価値」がなくなった途端にポイッと捨てる! この12年間、こういうシーンを繰り返し目撃してきた。 
 
 自分は「実力者」に媚びたり、ご機嫌を取ったりしたことがない。 すなわち、(幸か不幸か)「捨てられた」経験がない!(笑) 加えて、「誰かを捨てる」ほどの人望や策略もない!(笑・笑) でも、ポンと放り出された側は、けっしてそのことを忘れないものだ。 そして、「本当の人間性が分かった。親切そうな仮面の下に冷たい利己主義者の顔が見える!」と吐き捨てる。
 
 「権力闘争」の当事者である政治家に、「他人を思いやる気持ち」なんて望むほうが間違っている。 が、競争心や虚栄心や名誉欲や嫉妬心の中にキラリと光る「純のカケラ」が見えたら、ずっと騙されたふりをしてもいい! いつもそう考えている。 
 
 今晩9時30分からは「プロジェクトJ.」の定期会合。 J.のメンバーの顔を見るとホッとする。 あちこちに「純のカケラ」を感じるからだ。(ニッコリ!)
 
 さて、本日は朝から「選挙制度調査会」、続けて「若手議員の勉強会」に顔を出した。 午前11時。 青山葬儀所で行われた故・小島朋之教授の告別式に参列。 日本を代表する中国研究者にしては「政財界の大物」が少なかった。 そこが、とても「小島先生らしい」と思った。 小島教授と親しかった慶応大学の学部長や友人代表といった方々の弔辞を聴きながら、改めて故人の「優しくて大らかな人柄」が多くの人々を魅了していたことを知った。 「対中政策」は日本外交最大の課題と言っても過言ではない。 この時期に、小島教授のような「優れた研究者」を失ったことは、国益上も大きな損失だ。(残念という以外にはない!) 小島先生、どうぞ、安らかにお眠りください!! 合掌。
 
追伸:
1.午後2時。 赤坂の喫茶レストランでメディア関係者といつもの情報交換。 こんな忙しいジャーナリストが、いつ「直滑降」を読んでいるんだろう? 「一太さんて、言葉の表現力がスゴい!インパクトありますよ!(お世辞だ、な。)」「え?被害妄想にならない程度のイマジネーションとか、誇大妄想に繋がらない程度のシミュレーションとか、そういう表現のこと??(笑)」 永田町を飛び交っている「噂」を検証した。 会う度に思う。 「普通の人間じゃあないな!」と。

2.たった今、新聞記者から電話があった。 「ブログを読むと、なんか人間不信に陥っているように感じですが、大丈夫ですか?」 え? 政界に入って以来、ずっと同じ心境で政治をやって来た。 山本一太の辞書に「人間不信」などという「複雑な言葉」はない。(笑) だいたい「人間不信」なんてなっている暇がない。 毎日、このブログで「政敵」と闘っている。 相手の動きや計略を牽制する。 言葉の「スペシウム光線」で!!(笑・笑)

 
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情報と直感とイマジネーション

2008年3月10日:パート3

 午前1時15分。 東京の部屋でパソコンを起動させた。 TV番組のスタジオ収録が終わったのは午前零時。 ああ、長かった!(*でも、いろいろと面白い発見があった。)
 
 マスコミ報道によると、福田総理が「人事庁構想」に理解を示しているらしい。 一昨日の新聞によれば、「公務員制度改革基本法案(仮称)に内閣人事庁の創設を明記することが固まった」と書いてあった。 事実とすれば「歓迎すべきこと」だと思うが...「法案の中身」をよく読んでみないと分からない。 近いうちに渡辺大臣の部屋(大臣室)を訪ねてみることにしよう。
 
 「前回のブログに書いてあった直感の話、とても面白かった。具体的にたとえばどんな推測をするんですか?」という複数の問い合わせがあった。 あまり細かく書くと支障があるが...そうですね、ひとつ例を挙げましょうか。 2年半前の郵政解散の直前、参議院本会議で「郵政民営化法案」が(予想以上の差で)否決された。 参院本会議に至るまでの約2週間、毎日のように総理官邸に足を運び、飯島秘書官と会った。 参議院を回りながら得た「個々の議員の感触」を飯島氏に伝えるためだった。 賛成○、反対×、未定△という印のついた表を基に、連日のように「対策」を話し合った。(*もっとも、あらゆるルートで情報を集めていた飯島秘書官にとって、山本一太情報は「ワン・オブ・ゼム」だったに違いない。)
 
 当時、幹事長代理だった安倍晋三氏は、「郵政民営化法案が否決されたら解散する」という考え方に必ずしも賛成ではなかった。 が、個人的な感情を抑えて、小泉総理のために精力的に衆参の議員に働きかけていた。 ある日、党の幹事長室に安倍幹事長代理を訪ねた。 10分ほど2人で言葉を交わした。 この時の安倍氏の言葉や表情は、ひとつ残らず「頭のスクリーン」に焼き付けてある。(安倍総理は憶えていないと思うけど。(笑)) 安倍代理の様子を見てスグに(直感的に)分かった。 「ああ、なるほど。誰かは分からないが、安倍さんにこう報告しているヤツがいる。山本一太の情報なんて当てになりません!実際にはちっとも動いてませんから!」 こうした回りの人間の「日々の行動」を観察する中でデータを蓄積する。 それが「次の推論」に結びつくのだ。 
 
 あ、もう午前2時を回っている。 これ以上書くと、「安全装置」が外れそうだ。(笑) 腹筋と腕立て伏せは明日の朝に回して、布団に入ります。 おやすみなさい!!


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姑息な人々の見苦しい思惑

2008年3月10日:パート2

 午後6時過ぎ。 汐留のコーヒーショップでパソコン画面に向かっている。 もう少ししたら、日テレのスタジオでTV番組の収録が始まる。 終わるのは、午後11時過ぎになりそうだ。(ふう、長丁場だ、な。)
 
 人間は誰だって自分のことがカワイイ! 何かをやって失敗したら、「それはオレの、私の責任ではない。回りが悪かった!」と言いたくなる。(自分だってそうだ。) でも、素直に「間違い」を認めない人間は(端で見ていても)見苦しい! カッコいい理屈を言って「自己弁護する」前に、「まず、率直に反省すべきでしょう?」と思ってしまう。 他人を責める前に「自らの責任はどうなんだ!」と言いたくなる。(苦笑) どんなにスマートな方法をとろうと、「自己を正当化したい」という思惑が透けて見える。(そういう「囁き」があちこちから耳に入って来る。) ふむ。 これも、「他人の振り見て我が振り直せ!」だ、な。
 
 永田町の「様々な場所」で「様々なこと」が進行している。 毎日のように、あちこちで「新しい人間関係」が生まれたり、壊れたりしている。 ある場所ではベテラン議員が激高し、別の場所では若手議員が舞い上がっている。 新聞の記事やテレビのニュースになるのは「ごく一部」だ。 
 
 手元に集まって来る情報を頭の中で整理し、それぞれの動きに関わるプレーヤーの性格や表情を組み合わせる。 その分析に「被害妄想にならない程度のイマジネーション」と「誇大妄想に繋がらない程度のシミュレーション」を振りかけると、「全体のシナリオ」が浮かび上がって来る。 「誰が誰と連絡を取り合い、何を話しているのか」が何となく見えて来るのだ。 
 
 たとえば、自分には分かる。 全く「知らない同士」のような顔をしたあの2人が、実は「常に連絡を取りあう関係」にあることが。 残念ながら、頭の回転は遅いし、記憶力もよくない。 が、「直感」だけは鋭いと思う、な。(*誰も言ってくれないけど。(笑)) 以前にも書いた。 「老獪な陰謀」や「姑息な全方位外交」を打ち破る方法はただひとつ。 まっすぐに行くことだ。 「ふざけた悪巧み」や「こざかしい立ち振る舞い」は必ず打ち砕いてやる!!
 
 あ、そろそろ行かないと。  


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ボスのご乱心

2008年3月10日

 午前8時。 眠い目をこすりながら、パソコン画面に向かっている。 あ、お湯が沸いた。 熱い紅茶を一杯飲んで頭をシャキッとさせないと!
 
 昨晩、録画しておいた「報道2001」と「サンデープロジェクト」を見た。 最近は、時間を短縮するために「2倍速」の秘術を使う。 出演者が急に早口になるが(笑)、十分に聞き取れることが判明した。 
 
 夕食の後、妻がふと言った。「日銀総裁の人事の件、インターナショナル・ヘラルド・トリビューンでも一面で取り上げてるわよ!」 米国の景気後退懸念も強まっている。 今日からの市場の動き(株価)が心配だ。 そういえば、「エコノミスト」の表紙を飾った「JAPAIN」(「ジャパン」じゃなくて「ジャペイン」(ペインは苦痛))の記事でも「空港の外資規制」の議論に触れていた。 あのまま法律改正が通っていたら、エラいことになっていた。 塩崎さんと世耕さんは「日本を救った」な!(苦笑)
 
 スキーの「モーグル競技」で、上村愛子選手がワールドカップの「種目別総合優勝」を決めた。 ジャンプやターンの技術はもちろん、精神力がスゴい! 長野オリンピックの頃は「アイドル」の表情だった。 ここ4、5年、すっかり「プロの顔」に変わっている。 アスリートとしての「逆境」を乗り越えてきた強さは本物だ!
 
 スポーツと言えば、マラソンの高橋尚子選手が「失速」した。 「フォーム」はとてもスムーズに見えたけど、調整の失敗?それとも準備不足だろうか? 長くて辛いレースだったろうなあ。 でも、最後まで走ったのはよかったと思う。 「前向き」に失敗したら、必ずもう一度チャンスが巡ってくる。 「政治の世界」だってそうだ。
 
 ところで、自民党マルチメディア局主催の「ブログ対決」が、なりふり構わぬ「組織票争い」になっているらしい。 最近チェックしていないので、正確なレースの状況は分からない。 が、HPに「数々の批判メール」が送られて来る。 「票の増え方がおかしい。4、5日で4000票って何だよ!」「ブログの内容と票数のギャップは明らかです!」「ここまで来ると醜い。かえって自民党のイメージダウンに繋がるのでは?」等々。 ここではとても書けない「具体的かつ辛辣な悪口」もあった。(*やっぱり、インターネットって恐い!) 
 
 そのうちの「マイルドな意見」を選んで、河野太郎氏(マルチメディア局長)に転送しておいた。 (もしかすると、党のほうにも苦情が寄せられてるんじゃないか、な?) この企画、狙いは面白かった。 が、当初の目的から大きく逸脱した。 このままだと、企画に参加した議員全員のイメージが悪くなる可能性もある。 太郎ちゃん、このプロジェクト、今回ですっぱりやめたほうがいい!!
 
追伸:「投票」と聞くと「熱くなる」癖がある。(笑) 政治家のDNAが反応する。 白状するが、「組織票が飛び交っている」という秘書の報告を受けて、先週、5人の地元担当秘書の携帯を鳴らした。 「ほら、あのブログ対決ってあるだろう?こちらはここまでずっとフェアにやって来た。にもかかわらず、ルール違反がまかり通っている。来週から(最後の10日間に)本格的に反撃する。準備しておいて!」と指示した。 

 が、週末、もう一度、東京と地元の秘書に電話を入れた。 「先日の指示は取り消す!皆、忙しいのにバカなことを言って悪かった。後援会の支持者とか、若手応援グループに投票を呼びかけるなんて、一切やってはいけない!え?高崎と藤岡の若手グループには既に声をかけてしまったって?いや、まだ広まってないから大丈夫。とにかく不自然なことはけっしてやらないように!」と話した。
 
 「チーム山本」は忙しい。 特に先週から今週にかけての2週間は、(総会の開催を受けて)地元資金団体のメンバー企業に(手分けをして)「入金のお願い」をするという重要な仕事があった。 皆さん、ごめんなさい!! 国政には問題が山積している。 こんなゲームに時間と労力を費やしている暇はない! オレって、本当にバカだ、な!(笑・笑) 「ブログ対決」のことは、もう2度と書かない!
 
追伸:明晩の「プロジェクトJ.」は2部構成。 まず最初に「2つの議員立法」とJ.の活動コンセプトについて意見交換。 その後に竹中平蔵顧問の話を聴く。 そういえば、2人ほどJ.に誘いたい政治家がいる。 皆に相談してみよう!


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