Devils

冷たい夜風が彼の頬をさわる、黒いロングジャケットに銀色の髪が風に舞う彼の仕事は狩人だ、「・・・ここでもなかったか・・・」狩人は胸から手帳を出した「次は日本か・・・」そう言い残すと狩人はその場を去った、おびただしい魔性の者の亡骸を残して。

第1話「デビルハンター」
「んん・・む〜〜」朝だ、時間は・・・「げ!やば!!」また寝坊だ、歯を磨く、顔を洗う、制服に着替える、パンを口に放り込んだら「いってきまーす!」私は天宮来夢。どこにでもいる普通の女子高校生だ、「後10分!間に合え!!」  勢いよく教室の扉をあける「ハアハア・・・・セーフ・・・」何とか間に合った「おっはよー♪来夢!!」「うん!おはよー清美!」「ねえ知ってる?今日、転校生来るんだって!!」「ふ〜ん・・・で?」「でって・・・興味ないの?」「全然」「あんたねー、そんなだからいつまでたっても男ができないのよー。顔はいいのにその性格じゃあね・・・」「うっ・・うるさいなあ別にどういう子が来たって私には関係ないわ!」そんな話しをしていると キ〜ンコ〜ンカ〜ンコ〜ン♪ チャイムと同時に先生が入ってきた「うぃっす。今日はおまえらも知ってのとうり転校生を紹介する!おい入ってきていいぞ!」先生の案内と共に一人の男子が入ってきた「んじゃ自己紹介どうぞ!」その子はうなずくとこう言った「日向ネロスです!よろしくお願いします!」「彼はハーフだそうだお父さんがアメリカの方だそうだ・・・えっと席は・・・」「はい!はい!!」「ちょ!清美!!」清美が私の隣の席を指さして席を教えてる!「お〜天宮の隣が空いてたか!んじゃそこで!」すると転校生は私の隣に座った「よろしく!天宮さん!」黒い髪に似合わない青い瞳でこっちを見てきた「はは・・よろしく」彼は成績優秀だった体育では50メートルを5秒で走ると数学では私もっというかクラスの全員が知らないような定義や法則で難問をスラスラと・・・あっという間にクラスの人気者になった「日向君!今度どこかへ遊びにいかない?」「ごめんなさい、ちょっと予定が空いて無くて・・すみません・・」「いいのいいの!んじゃ今度ね!」クラスの誰からも慕われる人間になっていた ある日の放課後「あれ?忘れ物?」名前を見ると日向の二文字が「彼の忘れ物か・・・」私はしかたなく彼の住所を先生から聞き出し忘れ物を届けに行ったが・・・「なに?ここ??」家ではないがその建物の玄関には大きく DevilMayCry と書かれてあった「デビル・・・何て読むんだろ?」とりあえず建物の中に私は入った「ごめんくださーい!ネロス君いますかー?」すると奥から「ハーイハーイ」彼の声だ「あ!日向君こ」れ、を言おうとしたその時奥の扉がドバン!!「ひ!」奥から銀髪の男が出てきた「あの・・ネロス君は?」「まだ営業準備中だよ、さっさと・・・」私の顔を見た「あ・・・お前学校の」え?私のクラス銀髪の人なんていたっけ?「いやー忘れ物届けに来てくれたの?サンキュー」「・・・あなたネロス君?」「ん?そーだよ」驚きを隠せない彼は学校では黒い髪をしていたのに「えっと・・その髪・・・」「あ〜これは地毛だ!黒いのはズラ
だ日本の学校は髪の色に厳しいって聞いたからな」「ああそうなんだ・・・・ところでご両親は?」「いねー死んだ」「え?なんで??」「いったところで信じないだろどうせ」そうかもしれない話題を変えよう「この建物は?家じゃないよね?」「あ〜俺の事務所だ!何でも屋みたなのをやってる」「そうなんだ・・・」「ところでお前一人できたの?」「うん」「・・・ふ〜ん気をつけて帰れよ」「うんばいばい!」 帰り道少し彼のことが心配になった「あんな建物の中でひとりぼっちか〜さみしいだろうな・・・今度ご飯作ってやろっと!」彼の事を考えていたら突然目の前になにかが下りてきた、それが何なのか私には理解出来なかった大きいクモのようで、でも人間の上半身を持っている、でも人間じゃない、「何これ?」それは突然私に右手のカマを振り上げた「シャアアアアアアアア」叫びと共に振り下ろされた一撃が地面を掘るこんな物を喰らったらひとたまりもない、何も考えずに私は逃げた!がそれはなぜか私を追ってきた「行き止まり!なんで?なんなのよ?!あれ!!」私の思考がまとまらない化け物が再び私にカマを振り下ろそうとしたその時! ズダンダンダンダンダンダンダン!! 銃声がなった目を開けるとそこには化け物が後ろへ後ずさっている上を見たら黒いロングジャケットに身を包んだ銀髪の男が立っている「・・・ネロス君?」「だから言ったろ?気をつけろって・・・」二丁の銃を両手に持って彼は上から下りてきた、どうやら彼はあの化け物を知っているようだ「ねえあの化け物何?」「アルケニー・・死んだ女の魂が魔界に墜ちてその魔気にあてられ変化した中等悪魔だ」悪魔?何を言ってるのか分からなかったが、また悪魔が動き始めた「シャー!!」気味の悪い鳴き声と共に悪魔が迫った、が「ふん」迫り来る悪魔の腹に蹴りを入れるとその体勢から悪魔の腹に銃を乱射する悪魔もたまらず彼の腹にカマを突き刺す「きゃあああ」私は思わず悲鳴をあげたが彼は何て事もない様子だ「ふん、やるじゃねえか」そういうと彼は右手を天に向けたそうすると空から何かが落ちてきた剣だ!ドクロの装束にとてつもなく大きな両刃の剣が落ちてきた、彼はそれを取ると悪魔の首をその剣で叩き斬った「ったくリベリオンまで出すはめになるとは」彼が何かをグチっているとき悪魔が再び動き始めた!「あぶない!!」私は叫んだがその必要はなかったようだ彼はそのことに気づいて悪魔をまっぷたつにした、私は思った明日から私は普通の女子高生でいる事ができるだろうか・・・たぶん無理であろう。


恋愛希望女性【裏リスト!】

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