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高さ56メートル、地区最大 三越が銀座店増床計画概要
FujiSankei Business i. 2008/3/11

2010年秋の増床を予定する三越銀座店。晴海通り側から新館を見たイメージ図
2010年秋の増床を予定する三越銀座店。晴海通り側から新館を見たイメージ図
 
 三越は10日、三越銀座店(東京都中央区)の増床計画の概要を発表した。既存の本館と一体化する高さ56メートルの新館を建設。店舗面積は約1・8倍に増え、銀座・有楽町地区最大規模の商業施設になる。百貨店の増床では初めて、都市再生特別地区の指定を受けた。今年7月に着工し、2010年秋の完成を予定している。

 駐車場やビルがある本館東側の場所に地上13階地下6階建ての新館を建設。連絡通路でつながずに一体化させることで移動しやすくする。現在区道が通っている場所には人や車が通り抜けられるアーケードを作る。駐車場や託児所も設ける。

 売り場面積は約2万3000平方メートルから約4万平方メートルに増加。このため、現在不十分なビジネスマンやファミリー向けの品ぞろえを強化する方針だ。

 世界有数の商業地である銀座はブランドビルなどの建設が相次ぎ、松坂屋も再開発を予定。三越は4月に伊勢丹と統合するが、「銀座店の屋号は三越。地域一番店を目指す」としている。

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