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【経済】

銀座の顔『三越』一新へ 10年秋に新館 地区最大に

2008年3月11日 朝刊

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 三越は十日、銀座店(東京都中央区)の増床計画を発表した。売り場面積は現状の約一・八倍となる約四万平方メートルで、銀座地区最大規模になる見通し。

 現状の銀座本館(地上八階、地下三階)を改装するほか、別館の増築や敷地内の立体駐車場を整理し、地上十三階、地下六階建ての「新館」を建設する。開業予定は二〇一〇年秋。

 銀座店は、銀座四丁目交差点わきという“超一等地”にありながら一九三〇年開店のため手狭だった。

 同社は今年四月に伊勢丹と経営統合するが、店舗の屋号は三越のまま。店内の商品展開は今夏をめどに固める。現段階では、新館九階部分に買い物客以外も利用できる公共広場「銀座テラス」を設け、有料の託児所も設置する予定。「国際観光案内所」も新設する。

 

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