サウサンプトン2選手を窃盗で逮捕
2008年3月10日(月) 12時3分 スポーツナビ
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金はあっても誇りはないのだろうか。ブラッドリー・ライト・フィリップスとネイザン・ダイアーは2人のウエートレスから財布を盗もうとしたことが発覚した。
イングランド・プレミアリーグの選手たちやクラブは、近年さまざまなスキャンダルを巻き起こしており、スポーツ以外でも話題を提供し続けている。今回は『サンデー・ミラー』紙の記事が衝撃を生んだ。チャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)で戦っているサウサンプトンの選手2人が、レストランで盗みを働いて捕まったというのだ。
かつてのスター選手イアン・ライトの息子であるブラッドリー・ライト・フィリップスと、ネイザン・ダイアーの2人の行為は、店の防犯カメラにとらえられた。“戦利品”はわずかな現金といくつかの携帯電話。その高い代償として、2人はこれから窃盗で訴えられてしまう可能性もある。
荷物を持ち去られた2人のウエートレスは被害そのものより、それを犯したのが高給取りの2人であったことに驚いている様子だった。 「彼らが私なんかの物を盗ろうとしたのが信じられません」と携帯電話を盗まれた18歳のエマ・パーカーさん。 「おかしいですよ。私は労働組合で決められた最低賃金で働いていて、あの人たちは1週間に何千ポンドも稼いでるんですから。サッカー選手は英雄のように扱われているけど、何の価値もないごう慢な人たちです」
2人の選手の週給は7000ユーロ(約110万円)から1万2000ユーロ(約190万円)ほどのようだ。2人の女性に被害をもたらした彼らの行動は理解に苦しむ。仮に単なる“お遊び”だったとしても、その代償ははるかに高いものとなりそうだ。
(C)SPORT
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[ 3月10日 12時27分 更新 ] |
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