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患者の万能細胞で難病解明へ

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皮膚の細胞からさまざまな組織になる新しい万能細胞は、去年、京都大学の山中伸弥教授の研究グループが作成に成功したもので、医療への応用が期待されています。山中教授らの研究グループは、筋ジストロフィーや先天性の貧血、それに若年性の糖尿病など、およそ10種類の病気について、患者から直接、細胞を採取して万能細胞を作り、原因の解明を行うことを決め、近く研究計画を大学の倫理委員会に申請することになりました。病気に関する研究では、これまでは、すでに発症している細胞が使われてきましたが、万能細胞を研究に必要な細胞に変化させれば、患者の細胞が病気を発症する前の段階から発症の過程を観察することができ、新しい治療方法の開発にもつながる可能性があるということです。山中教授は「さまざまな細胞に変化させることができる万能細胞だからこそ可能になった研究方法で、早ければ4月から研究に入れるようにしたい」としています。
もどる3月9日 10時53分
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