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韓国船乗組員のキリバス未成年者買春相次ぐ

 南太平洋のキリバス共和国で、韓国船の乗組員による現地の未成年者を対象とした買春行為が相次いでいることが分かった。

 これを受け、海洋水産部と青少年委員会は28日、青少年委員会会議室で対策会議を行い、▲水産会社に対する指導や取り締まり、▲乗組員に対する買春予防教育、▲キリバス現地の女性被害者やその子どもに対する支援、などについて話し合うことにした。

 国家青少年委員会が、「青少年のための明日の女性センター」とともに昨年12月19日から10日間にわたり、韓国船の乗組員がキリバス現地の女性や青少年を対象に買春行為を行ってきた実態について調査した結果、2003年にキリバス政府が韓国船の停泊禁止措置を下し、04年には国際会議が韓国船の乗組員によるキリバス現地の青少年を対象とした買春問題について取り上げたにもかかわらず、その後も韓国船の乗組員による未成年者を対象とした買春行為は続けられていたことが分かった。

 また、青少年委員会が、韓国船の乗組員を対象に売春行為を行っている女性や青少年など24人を対象に調査した結果、9人が現在18歳未満であるか、18歳になる前から売買行為を行っていたことが分かった。また、中には14歳の少女も含まれていたという。

 特に、これらの未成年者を含む現地人女性は昨年から韓国船の乗組員と関係を持ち始めたとしており、韓国船の乗組員らは、03‐04年にかけ国際的にも物議をかもしたにもかかわらず、引き続き青少年を対象に買春行為を行っていたことが確認された。

洪源祥(ホン・ウォンサン)記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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