ここから本文エリア

現在位置:asahi.com>関西>ニュース> 記事

朝日放送など移転の阪大病院跡地、愛称は「ほたるまち」

2008年03月04日

 大阪市福島区の再開発地区に進出する朝日放送や都市再生機構などは4日、同地区の愛称を「ほたるまち」にする、と発表した。5月2日に街開きする。敷地は約2万1千平方メートルあり、最終的には朝日放送の新社屋のほか、大学やスーパー、レストランなどが入る予定だ。

写真阪大病院跡地を再開発した「ほたるまち」(写真中央)の完成イメージ図

 再開発地区は大阪大医学部付属病院の跡地で、近くを流れる堂島川にかつて蛍がいたと想像して名付けた。朝日放送は約1キロ北にある現社屋から移転。6月23日に新社屋での放映に切り替わる。延べ床面積は4万4800平方メートルで、計9室のテレビ、ラジオ用スタジオを備える。客室数258のABCホールでは、テレビなどの公開収録や映画試写会が開催できる。

 4月に完成する地上50階建ての超高層マンションでは、分譲、賃貸合わせて計556戸で順次入居も始まる。商業棟にはフィットネスクラブなども入る。慶応大、大阪芸術大がサテライトキャンパスを開設する方向で準備を進めている。

PR情報

このページのトップに戻る