【注記 2008年3月5日 23:30】
以下の文章は、リンクにある記事を書いた岡田氏からの要請により、岡田氏とその人格などに関する表現がある、というご指摘のあった部分を削除し、書き直してあります。もちろんこれ以前の記事の内容について魚拓をとっている方もいらっしゃるかと思いますし、Googleのキャッシュ等に残っている以前の記事があるかと思います。しかし、これらの情報は私が変更等をしたくてもできる立場にありません。これらの情報の削除等については、当該会社、あるいは機関にお問い合わせください。
また、岡田記者を不愉快にさせたことにつきましては、意見の違いなどとは別に、謝罪をさせていただきます。
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沖縄の事件。
オーマイニュースにも載ったこの記事。
この記事を書いた京都の岡田記者の意見に、私は反対する。
また、その記事には、正直なところ感情的な反発も覚える。
沖縄はじめ、「基地の町」と呼ばれる界隈には、日本だけではなく、多くの場所で同じような問題が多発している、という事実がある。暴力を仕事とする軍隊の周辺では、その国の軍隊に限らず、古くから多くの同じトラブルが繰り返されてきた。
古い時代、同じようなトラブルがあれば、そのほとんどの場合は女性の側が泣き寝入りになることが多かった。男性社会である日本であればなおさらだった。しかし、今は女性も声をあげられる。そして、「男女平等」の建前も社会的に多く認知されるところとなった。
こういう時代にあって、このトラブルは国際問題となるだけではない。米軍などの軍隊にも多く女性がいる現状からしても、軍の士気低下にも当然つながっていく。加えて、綱紀粛正という観点からしても、「信頼の得られない軍隊」では、当然のことながら、軍事予算さえとれなくなる。軍隊といっても、社会で多くの人との関係の中で成立しているものであることに変わりはない。
「マスコミが騒ぐから問題が大きくなった(マスコミは反軍で左傾化している)」
ということを、岡田記者は記事で書きたかったのではないか、と私は推測する。だとしたら、その趣旨はわからないではないが、私は納得はできない。
男性、女性に限らず、人間の一生を左右するようなことが一瞬にして、誰か見知らぬ他人の暴力で捻じ曲げられる、ということはあってはならない。
それをされてしまった人間の感情にまったく配慮していない、とも読めるこの記事に、反発があるのは当然のことだろう、と、私は思う。
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