霞っ子クラブの裁判傍聴記

風船カップ、風船カップ・・・・来た〜！
ドアがカチャと開いて、刑務官に挟まれながら被告人がやってきました。
ピンクのぴったりしたTシャツの上に黒のジャージをはおり、下はぴったりした白のパンツ、そして髪の毛はさらさらです。やっぱりテレビに出る人は髪の毛きれいだなあ〜
でもどっちがきれいかと言われれば全身整形の鈴木詩織でしょう・・・
そしてやっぱり胸がチョ〜でかいです！！！
横を向いたときとか、胸のでかさが丸分かりで、やや興奮気味になってしまいました。

被告人は背筋を伸ばし、きびきびと歩き、被告人席に座りました。
薄く笑みを浮かべているその顔に、芸能人のプライドを感じますが、風格はあまり感じませんでした。

ところで公式プロフィールでは年齢２６とか２７とかになってますが、本当はかなり歳が上です（この裁判を傍聴し続けている方からのありがたい情報です！）。
確かに、ノーメイクな被告人をよく観察すると、普通にシミみたいなものが確認できました。
でも、胸はでかいです。

この日は検察官からの被告人質問でした。
裁判の一番の目玉です。
今日来れたことに感謝しました。
被告人はすっごい高いロリ声で、やや早口で証言します。
検察官は若め、ちょっとむきになっているような印象を受けました。

以下は検察官と被告人のやりとりです。

「あなた、ウェインが出て行った後、誰かに襲われて脱がされたっていうんですよね？」（←やや信じられないといったかんじで）
「はい、脱がされました」
「なぜ脱がされたんですか？」
「逃げられないようにだと思います」

「ウェイン（セレナのHPでは、稲川素子事務所の男性従業員ということになっていますが、カレシなのでしょうか？）自身がドアを蹴り破ったといっていますが、なぜウェインはドアを蹴り破ったんですか？」
「もともと壊れていたドアだったから壊しても問題ないと思います」
「（驚いた様子で）壊れていたんですか？」
「（なぜかむきになって）壊れてました！！！」

ウェインという男がドアを蹴り破った、それにドアはもともと壊れていた、と主張しているようです。

なぜウェインがドアを蹴り破ったのかと再度聞かれると、急にギャル風なしゃべりになって語尾をあげて答えだしました。
「修理費ィ〜、私に払わせようということとォ〜、ガラスの修理をさせようと思っていたみたいですゥ〜、
ドアとか壊すと静かになるの、知ってるしィ〜、
今まで壊し放題でェ〜、そこを追い出されたこと一度もなくてェ〜、
そのとき、必要だったんですゥ〜」←意味不明！

次に話は変わり、逮捕時の検察官の取り調べが不当だったと主張し始めました。
まず調書の読み聞かせがなかった、そもそも検察は最初から調書を作ってあったと言い出します。

「調書はァ〜、最初から出来てました！！」
「でも、この調書には『面前で読み聞かせた』って書いてありますけど・・・？」
「そんなことないです（めちゃめちゃ早口になる）だって私の名前自体間違えてました！
私ィ〜、なんとか桜じゃないんですがァ〜」
「じゃあこの調書は検察のうそということになるんですか？」
「みたいですよねぇ〜」（ちょっとかわいく）
「何のために検察がうそつくんですか？」
「さぁ〜？」

不当な取り調べの件はさらに続き、取調べのとき両手とも手錠をされていたと主張していたことについて、質問が行われました。
（通常、取り調べ時に両手とも手錠はふつうありえない）

「あなた『そのままほっとかれて、サインのときだけ片手錠にされた』といっていますね」
「サインのときまでなかったんです！！！！取調べが！！！」
「あなた先日は取調べがあったといっていましたが、自分の言ったこと撤回するんですか？」
「（急に逆切れ）取調べの定義をしっかりしていただかないとォ〜！！」
「じゃああなた今までの公判でも取り調べというのがどういうことか分かってなかったの？」
「（急に可愛くなって）分かってました☆」

押したり引いたり、夫婦喧嘩みたいです！

片手錠というのはありえないので検察官が再度確認しました。
「専門化がね、後々争いになるようなことはやったり言ったりしないんですが、本当にそんなことあったんですか？」
「ありましたぁ〜〜〜（語尾上げ）」

「あなた、片手錠だから調書が読めなかったと言ってたよね？」
「片手だったから、調書に手が届かなかったんです！」
「でもあなた先日は泣いてて調書が読めなかったといってましたよね？泣いてて調書がよめなかった、片手錠だから調書が読めなかった、どっち？」
「（急に可愛くなって）両方です☆」

「あなた、調書の内容知らないままサインしたことになってますよね？（そのように主張しているようです）」
「・・・大体の内容、想像してェ〜、理解してる内容がァ〜、こんな風に進んでるんだな〜、とかぁ〜」（意味不明）
「なぜ署名したの？」
「保釈されたいのあって、、、仕事行きたかったし・・
私はァ〜、そんなに頭よくないのでぇ〜、難しいこと一杯言われても、分からないのでぇ〜」

こっちが分かりません。
供述変遷してるし、、、
報道とは全く違う主張をしているので、今回傍聴しただけの私に取っては、どちらとも言えない雰囲気でしたが、被告人の話の支離滅裂具合を見ていると、どちらかというと被告人のほうが信用できないのかもしれません。

続いて、被害を受けた物件の管理人の女性が証人としてやってきました。
事件の日、夜中に突然目が覚めて勝手口から外を覗いたら外にチラシがたくさん散乱していたので、拾おうとしたらドアがめり込んでいて開けられなかった、なんとか外に出ると被告人が自転車で突進してきたので逃げた、電話で通報しているときに、表で走り回ってヒャヒャヒャと勝ちほこったような笑い声を（被告人が）あげていた、郵便受けも壊されていた、、、、など、かなり恐ろしい話が満載でした。

仮に、これが本当だとしたら、街に一人はいる、やばい人じゃないですか。。。
せっかく風船カップという宝物を持ってるんだから、そんなことしないほうがいいのに・・・とおせっかいにも心配してしまいました。

この次回の公判は７月５日でしたが、７月２日の松永太・緒方純子の審理を傍聴しに福岡に行っていて、またしても傍聴できませんでした。
傍聴されていた、先輩の礼田さんに訪ねると、証拠整理などが行われ、被告人のHPで関係者を中傷している内容の記載を証拠として検察が提出しようとしたらしいです（え〜？）。
でも、あっさり「事件に関係ない」と却下されたみたいでした。

次回はもう判決だそうです。
限りなく縁遠かったこの裁判、判決傍聴できるかな・・・