本塁打王フィルダー、低年俸での契約延長に不満たらたら
【フェニックス2日=Adam McCalvy / MLB.com】昨季のナ・リーグ本塁打王に輝いたプリンス・フィルダー一塁手が、ミルウォーキー・ブルワーズとの契約を1年6700万ドル(約6900万円)で延長。しかし本人はこの年俸額にたいそう不満のようだ。
「全てにがっかりだよ。これで(来年も含めて)2年連続で契約延長をしなければならなくなった」というフィルダー。「自分と同じくらいのキャリアで、自分より結果を残していないのに自分より高年俸の選手がたくさんいるんだから」
ちなみにフィルダーの昨季年俸は41万5000ドル(約4300万円)。今回の契約更新に不満を抱いているというのは、ダグ・メルビンGMにとって寝耳に水だったようだ。「彼はそんな気配を我々に見せなかった。私は、ウチの年俸査定システムはどこのものよりもフェアだと思っている」
ブルワーズは年俸調停の権利を持っていないメジャー歴3年未満の選手について、実績ベースの算定法を導入。フィルダーについてもナ・リーグMVP投票で3位に入った分が加算されているという。これに対し、フィルダーは「球団の査定方法は尊重する必要があるが、自分はそれで不幸な目にあっている。とはいえ、今シーズンはもう始まっているから」とコメント。ちなみにフィルダーは今季終了後に年俸調停の権利を獲得、代理人は松坂大輔投手らと同じく、らつ腕で知られるスコット・ボラス氏が務めている。
なおこの日、ブルワーズは昨季のナ・リーグ新人王ライアン・ブラウン三塁手とも45万5000ドル(約4700万ドル)で、コリー・ハート外野手とは44万4000ドル(約4600万円)で、それぞれ1年契約を結んでいる。
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