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韓国で海外への移民が急増

 オーストラリアやニュージーランドなどへ向け、韓国から海外への移民が急増していることが明らかになった。

 野党ハンナラ党の李漢久(イ・ハング)議員が15日に発表した国政監査資料によると、昨年米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど海外への移民者数は2万4391人で、2002年よりも20.7%も増加した。同じ期間の韓国の人口増加率(1.5%)の13倍に達するレベルだ。

 移民者数は2003年には1万9514人で多少減少したが、2004年には2万3866人、2005年には2万4391人と増加傾向を見せている。地域別ではカナダが2002年の6931人から昨年は3898人と44%減少した一方で、オーストラリアは673人から1761人で2.5倍、米国は1万1175人から1万7308人で47.2%、ニュージーランドは847人から1424人で68.1%増加した。

 海外への移民が増加し、韓国内での資産を処分して海外に持ち出す規模も増加している。

チョン・ヘジン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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