現在位置:asahi.com>社会>その他・話題> 記事

不法残留2万人減 法務省まとめ

2008年02月29日16時29分

 国内にいる「不法残留」の外国人数は1月1日現在で14万9785人にのぼり、前年に比べて12.3%、2万1054人減ったことが29日、法務省のまとめで明らかになった。現在の不法入国者2万4000人(推計値)とあわせると、不法滞在の外国人数は約17万4000人となる。

 政府は08年までの5年間で不法滞在者を25万人から12万5000人に半減させる目標を掲げているが、これまでの4年間で約7万6000人減っているという。法務省によると、不法残留者の減少数が2万人を上回るのは昨年に続き2年連続。

 一方、昨年1年間で不法入国しようとして上陸拒否された外国人は1万424人だった。このうちの128人は昨年11月に導入された入国時の指紋採取制度によるもの。法務省は「別の旅券で入国しようとする人など、これまでなら発見できなかったケースが多い」と効果を強調する。

この記事の関連情報をアサヒ・コム内から検索する

PR情報

このページのトップに戻る