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 山陰総合 :  「竹島資料室」がオープン
竹島資料室の看板を除幕する澄田信義島根県知事(右から2人目)ら関係者=松江市殿町
 日韓両国が領有権を主張する竹島問題を啓発する島根県の「竹島資料室」が十九日、松江市殿町の旧県立博物館内にオープンした。関係者五十人が集まったオープニングセレモニーでは、この日公務に復帰した澄田信義知事も駆け付け「竹島問題の解決に向け、一歩も二歩も前進するよう活用してほしい」と資料室に期待を寄せた。

 「かえれ島と海」の文字が書き添えられた資料室の看板を除幕した澄田知事は「国内で初となる竹島関連資料の常設展示施設。竹島問題に対する国民世論の高まりに応えて設置が実現した」と紹介。「資料室を活用することで県民の関心と理解をより深め、問題解決につなげたい」と述べた。

 出席者は、一九五二年一月、韓国が一方的に「李承晩ライン」を設定して竹島を自国領に含める二カ月前に、竹島へ上陸した元高校教諭の吉岡博さん(78)=安来市安来町=と、高校の実習助手だった米沢昭利さん(76)=境港市外江町=の案内を受け、上陸時の竹島の写真や渡航日誌を見学した。

吉岡博さんから、竹島上陸当時の写真について説明を受ける澄田信義島根県知事(右)=松江市殿町、竹島資料室
 今後一カ月間は「明治以降の竹島渡航」をテーマに、一九〇五年二月に竹島が島根県へ編入された直後、当時の県知事が竹島を視察した際の新聞記事や、竹島で捕獲したニホンアシカのはく製など二十三点を展示する。

 資料室は、県が所有する公文書や、三月末で活動を終えた県の竹島問題研究会の収集資料を管理、展示するほか、利用者への複写サービスも有料で行う。開館時間は午前九時から正午、午後一時から同四時まで。水、土、日曜日と祝日、年末年始は休館。


('07/04/20 無断転載禁止)

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