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イスラエル軍がミサイル攻撃 市民ら11人殺害 ガザ

2008年02月28日10時20分

 パレスチナ自治区ガザからの報道によると、イスラエル軍は27日、空からガザへのミサイル攻撃を繰り返し、乳児1人を含む市民5人とガザを支配するイスラム過激派ハマスなどの戦闘員6人を殺害した。ハマスは約40発のロケット弾をイスラエル領内に撃ち込み、イスラエル人男性1人が死亡した。

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パレスチナ自治区ガザで27日、イスラエル軍の空爆を受けたイスラム過激派ハマスの「内務省」の建物を調べるパレスチナ人=ロイター

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パレスチナ自治区ガザの病院で27日、イスラエル軍が加えた空爆で死亡した生後6カ月の乳児を抱きかかえる父親(中央)=ロイター

 ハマスは大量のロケット弾攻撃について、ハマス戦闘員5人が同日朝のミサイル攻撃で殺害されたことへの報復だとしている。ガザからのロケット弾によるイスラエル人の死亡は昨年5月以来。イスラエル軍はその報復として、ハマスの内務省ビルなどを空爆し、近くの住宅にいた生後半年の乳児が死亡した。

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