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事故当時、救助作業で負傷、1人入院 あたご乗組員

2008年02月28日11時10分

 海上自衛隊のイージス艦「あたご」と漁船清徳丸との衝突事故で、清徳丸の救助作業中にあたご乗組員がけがをして病院に搬送され、現在も入院中であることを、27日、防衛省などが明らかにした。捜索のために船外機付きのゴムボートを下ろした際に、乗組員の1人が指を骨折したという。状況報告のために同省に向かう航海長を乗せたヘリコプターとは別のヘリで、19日午前9時半ごろ、神奈川県横須賀市の病院に向かったという。

 防衛省は当初、あたご航海長の聴取前に海上保安庁側に、「けが人を搬送し、事故の状況報告で幹部を下ろす」と伝えたと主張していたが、海保側は「確認できない」とし、防衛省も「連絡の不備だった」と謝罪した。

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