第1章 組織犯罪との闘い 

カ 国籍・地域別検挙状況

 14年中の来日外国人犯罪における国籍・地域別の状況をみると,中国(台湾,香港等を除く。)が検挙件数,人員ともに際立って多く(1万2,667件(36.5%),6,487人(40.0%)),過去10年間の検挙状況をみても,14年は5年と比べて,それぞれ3.1倍,2.1倍と増加している。
 また,ブラジルが件数,人員ともに中国に次いで多く(5,272件(15.2%),1,186人(7.3%)),14年は5年と比べて,それぞれ14.4倍,4.9倍と大幅に増加しており,特に10年からの増加傾向が著しい(表1-3)。

 
表1-3 来日外国人犯罪の主な国籍・地域別検挙状況の推移(平成5〜14年)

表1-3 来日外国人犯罪の主な国籍・地域別検挙状況の推移(平成5〜14年)
Excel形式のファイルはこちら


 

テキスト形式のファイルはこちら

前の項目に戻る     次の項目に進む