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岸田光史(きしだ・あきふみ)
文学部4回生、RMF代表
豊田宜人(とよだ・よしと)
文学部3回生
林唯希(はやし・ゆいき)
文学部3回生
岸田光史、豊田宜人、林 唯希
2007年秋、立命館大学のコミュニケーションマークとして新たに「R マーク」が誕生した。
同時に、それをより多くの人に知ってもらうため、「Rマークプロモーションコンテスト」を開催、
1月18日(金)衣笠キャンパスにて最終審査が行われた。
今回はコンテストにおいて「Rマークテープ」を企画し、応募総数300を越える中でグッズプラン部門で見事に最優秀賞を獲得した団体、
RMFの岸田光史さん(文学部4回生)、豊田宜人さん(文学部3回生)、林唯希さん(文学部3回生)にお話を伺った。
Q

今回の「Rマークプロモーションコンテスト」には、どのようなきっかけで参加されたのですか?

岸田

たまたま学校の中で「Rマークプロモーションコンテスト」のポスターを見つけたのがきっかけです。実はその時 点で優秀賞を取るための戦略が、頭に浮かんでいたんです。プロモーションプランとグッズプランの2つの部門があったのですが、プロモーション要素のある グッズプランを考えることができれば、他の人より特徴のあるアイデアを発表できると考え、参加しようと決意したんです。

岸田さんとは同じ学部で、文学部のオリターを通じて知り合いました。今回は、卒業する彼と共に名前を残したい と思い、コンテストに参加しようと思いました。

Q

コンテストでは「Rマークテープ」という商品を提案されたわけですが、今回のプランに行き着いた経緯や苦労し た点などを教えてください。

岸田

はじめに3人で集まってアイデアを出しあいました。文房具やエコバッグなど様々なアイデアが出て、そこから特 徴的で、メリットの多いテープを選びました。例えば、使用頻度の高さがそのウリのひとつですね。テープは、日常生活で使用する機会が比較的多いものです。 その上、テープはそれを貼った人と、そして貼られたものを見る人とで、二重に宣伝効果が期待できます。つまり、利用者が「情報発信源」になる。これが大き なポイントです。一度の利用で多くの人の目に触れて、さらにその使用頻度も高いというのは、非常に強力なプロモーション要素だと思いました。

次に、斬新な組み合わせだったこともメリットですね。ゼロからまったく新しいものを開発するのではなく、既存の商品である事務用品のテープに大学のマーク を入れるという発想。これは今までどこもやったことがない組み合わせだと思っていたので、新規性の面では、とても自信を持てました。

豊田

苦労した点ですが、アイデアを考えることよりもプレゼンテーションの3分というとても短い発表時間に悩まされ ました。自分たちには、伝えたいことがたくさんあって、それを全部言ってしまうと明らかに時間をオーバーしてしまいます。そのため、まず伝えたい情報を一 気に書き出してみて、重要度をチェックしながら、何を言わなければいけないかを明確にしていきました。さらにそれらを秒単位のタイムテーブルに置き換え て、どの情報を何秒話すのかを細かく決めていきました。

発表資料も、パワーポイントのスライド1枚1枚、1文字1文字にまで意識を行き届かせ、ほんの少しでも良い表現があれば、作りあげたものをためらわずに変 えていきました。こうした徹底した準備や小さな改良点の積み重ねが、最優秀賞という大きな成果に結びついたのだと思います。

Q

今後、この経験を今後どのように活かしていこうと思いますか?

岸田

私は卒業後、広告業界に就職するので、今回のプロモーションコンテストは、その前哨戦だったと思っています。 また、こういう一般公募のコンペを探して応募してみるのもおもしろいと感じるようになってきたので、今後もドンドン挑戦し続けたいと思っています。自分の クリエイティブを大事にして、これからも積極的に活動していきたいですね。

取材・文林 祐太 (経済学部3回生)
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