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小学生が日本統治時代の独立運動体験へ /済州

 日本統治時代に済州島で起こった独立運動の歴史を一目で見ることができる、「独立記念館に行ってみよう」というイベント(済州独立記念館主催)が、今月30日から2日間、3・1運動(1919年)の拠点となった済州市朝天邑の咸徳小学校で行われる。

 今回のイベントでは、「乾坤離坎(韓国国旗の四隅に描かれている、天・地・月・太陽を表す模様。乾坤坎離とも)とわが郷土の独立運動の歩み」と題した資料展示や、「ぼくもちびっこ独立運動家」と題した体験活動などが実施される。また、「済州独立運動史」というコーナーでは、3・1運動よりも前に済州島で起こった「西帰浦法井寺抗日運動」(1918年)や、1931年から翌年にかけ海女たちが日本の収奪に立ち向かった「海女抗日闘争」などが紹介されている。一方、小学生が4人1組で参加する「独立運動家体験」は、3・1運動を含む済州島の3大抗日運動をテーマとし、「収監された独立運動家の救命運動を展開せよ」「暗号を解読して抗日独立運動に加われ」といった三つの任務に参加するものとなっている。

済州=オ・ジェヨン記者

朝鮮日報/朝鮮日報JNS
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