経常収支黒字、韓国だけが下降線
この数年間、韓国の経常収支黒字が減り続けている。半面、アジア主要国の経常収支は増えている。韓国銀行(韓銀)によると、韓国の経常収支黒字は04年の282億ドルから05年は150億ドル、昨年は61億ドルに減少した。今年も小幅黒字(約20億ドル)にとどまると、韓銀は見込んでいる。
しかし韓国開発研究院(KDI)が4億ドルの赤字を予想するなど、三星(サムスン)経済研究院(46億ドルの赤字)、現代(ヒョンデ)経済研究院(30億ドルの赤字)、韓国金融研究院(44億ドルの赤字)など、ほとんどの予測機関は赤字を予想している。 韓国とは違い、台湾の経常収支黒字は05年の160億ドルから昨年は251億ドルに急増した。シンガポールも04年263億ドル、05年332億ドル、06年363億ドルと増加している。日本は04年の1721億ドルから05年は1658億ドルに小幅減少したが、昨年はまた1704億ドルに増えた。 韓銀の関係者は「中国などの追撃で韓国の商品収支黒字が減っている」とし「アジアの他の国とは違い、この数年間にウォンがドルに対して急激に値上がりしているのも大きな原因」と語った。 金昌奎(キム・チャンギュ)記者 <teenteen@joongang.co.kr> 2007.03.21 15:14:27 |
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