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「栗原パプリカ」歌に 市職員らCD製作しPR

栗原のパプリカをPRするCD
 宮城県栗原市内で生産されている野菜パプリカを歌で広くPRしようと、市畜産園芸課がCD「いつも笑顔」を製作した。プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルスも協力し、未公認マスコット「ピーマンボンジョルノカンパニー」のイラスト入り。非売品だが、市は「イベントや物産展などで歌を流し、栗原の特産パプリカを浸透させたい」と張り切っている。

 CDの製作は、ピーマンボンジョルノが昨年8月、栗原市のパプリカをPRする親善大使に就任したのがきっかけ。市は非公認ソングとして、歌を作ることにした。

 作詞は市畜産園芸課の職員三塚望幸さん(19)が担当。作曲は同課職員の親類で名取市の小林岳礼君(17)=仙台一高2年=に依頼し、編曲やコンピューターによるCD製作は、同課職員の家族で栗原市の会社員三浦信之さん(29)が担った。

 初めて作詞した三塚さん、小学生から作曲を学ぶ小林君とも「親しみのわく歌にしたかった」と口をそろえる。市は「製作費はディスク代だけでほとんどゼロに近い」と言う。

 歌は「栄養たっぷり 食べれば元気 大きなパプリカ 栗原パプリカ」「みんなで食べよう」などと栗原産パプリカをアピール。子どもから大人まで口ずさみやすい曲となっている。

 市畜産園芸課はCDを限定で40枚製作し、市内の幼稚園などに配布した。「これから手を加えて、活用方法などを模索したい。楽天野球団からも協力をいただいているので、東北楽天のPRも兼ねたい」(同課)という。

 栗原市内では、農業生産法人「リッチフィールド」が2006年、国内最大規模のパプリカの養液栽培施設を建設。1.2ヘクタールの広大なハウスで年間約200トンを生産し、特産品となっている。
2008年01月08日火曜日

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